著者:クリス・アンダーソン
発行元:NHK出版
MAKERSまとめ
MAKERSの文脈で生成AIの発達を捉えると、はやりと違った視点でいろんな発想ができるようになるんだな。3Dプリンターや、インターネット、CNCなどの発達は「誰でもメーカー(製造者・生産者)」になれるだけでなく、ここに生成AIが思考と処理の加速度をつけることで、「よりあなたに会った」「よりわたしだけの」プロダクトやサービスが作れるようになるってことだ。この本が書かれた当初、生成AIなんて理論上の話に過ぎなかった。でも、クリス・アンダーソンはインターネットの発達と3Dプリンターの普及によって生まれた産業革命のさらに先にある未来を見据えていたんだな、ってことが理解できてくる。歴史はつながり、物事は続いていくんだな。
MAKERSを読んだ理由
久しぶりに読みたくなったので
MAKERSで仕事に生かせるポイント
第三次産業革命とは、デジタル・マニュファクチャリングとパーソナル・マニュファクチャリングが一体となったときにこそ起きる。
MAKERSの目次
革命
未来
MAKERSの感想
MAKERSといったら2012年に発売されたクリス・アンダーソンの名著ですよ。インターネットの発達と、様々な製造技術、CAD、3Dプリンタ、3Dスキャナ、レーザーカッター、CNC装置・・・などなどが普及したことで生まれた第三次産業革命のすごさを教えてくれる名著。その当時は「いや~すごいっすね」という感想でしかなかったのだけれど、それから10年以上経ってから、この本を読み直すとびびるわけですよ。
やばい。未来を見据えていた、と。
そういえば、この本の第2部のタイトルは未来だったな、と。
それまでは巨大メーカーでしかなしえなかった開発設計製造。これがネットの発達によって民主化された、と。著者曰く「ウエブのすごさは、それが発明だけでなく生産の手段も民主化したことだ。事業アイディアがあればソフトウェアのコードを組むだけで、それを商品化できること」とも語ってる。そうだよな。金型作ったり、試作品を作ったり、最小ロットを考えたりしなくても良くなった。そりゃ、大量生産するときには必要だけれどな。小規模な生産であれば、そういうことを考慮しなくてもよくなりつつなっていた、と。
それが10年以上までの出来事。
2025年、生成AIが普及し、発達した時代に読み直すと、「あれ?これって生成AIと相性がものすごく良いよね」と言うことに気がつく。
ウェブの発達と製造技術の発達、横串でぶち抜くのはデジタルデータなのだ。勘や経験や雰囲気なんてアナログの世界ではない、完全なるデジタルデータの世界。おっと!このデータを生成AIにインプットすれば・・・生成AIブームのいまこそ読むべきはこういう本だと言うことがよくわかる。プロダクトのロングテールを頼加速させるのは生成AIとMAKERSなのだ。
タイトル:MAKERS 21世紀の産業革命が始まる
著者:クリス・アンダーソン
発行元:NHK出版
