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不合理だらけの日本スポーツ界

 

著者:河田剛
発行元:ディスカバー・トゥエンティワン

 

不合理だらけの日本スポーツ界まとめ

日本のスポーツって体育界隈からの派生で、日本の体育って立派な兵隊を育てるための教育だからなぁ。そこを認めない限り無理だろうなぁ。アメリカでも士官学校でスポーツやっているけれど、その場合のスポーツも、ちゃんと学生スポーツとして成り立っているからなぁ。

 

不合理だらけの日本スポーツ界を読んだ理由

日本の伝統的なスポーツ界が嫌いなので

 

不合理だらけの日本スポーツ界で仕事に活かせるポイント

日本のおかしな明治以降の新しい伝統と、動員のまやかしを知ることだな

 

不合理だらけの日本スポーツ界の目次

第1章 日米スポーツ事情
第2章 アメリカのスポーツにあり、日本のスポーツにないもの
第3章 2020年へ、そして、日本スポーツの未来に向けての提案

 

不合理だらけの日本スポーツ界の感想

 

著者はアメリカのスタンフォード大学コーチングを学び、実際にカレッジフットボールのコーチも行っていた人。で、日本でもスポーツに関わっていた人だ。もちろん、日本で関わっていたスポーツはアメフトだ。日本での歴史が浅く、最初から科学的な指導が行われてきたアメフトですら、科学的じゃないんだよ。

 

そりゃ、他のスポーツは言わずもがなだな。

 

サッカーは選手や、指導者が海外の行くようになり、進化してきたけれど、まだまだの世界。バスケや、野球なんて、比較できない。柔道なんか、指導方法が古すぎて、柔道が生まれた国なのに強豪国グループから落ちつつある。

 

わけのわからない精神論に走り、わけのわからない滅私奉公を求め、勝つことよりも感動を優先し、スポーツでお金を稼ぐことは悪であると教える。

 

そりゃ、日本じゃ、スポーツビジネスは成り立たないよな。まっとうにお金が流れないんだから、選手も、団体も腐るよな。学生スポーツの糞のような空間をしっている私は思うわけです。アメリカの学生スポーツと同じロジックが日本に持ち込まれれば、みんな幸せになるのにな、と。

 

まぁ、それをすると学生スポーツ利権に群がっている糞どもが死ぬから、そんなこと起きないんだよな。

 

とりあえず、新聞社は、宣伝のために学生スポーツを利用するのを辞めろ。野球も、駅伝も。

 

 

タイトル:不合理だらけの日本スポーツ界
著者:河田剛
x発行元:ディスカバー・トゥエンティワン