著者:ドナ・リチョウ
発行元:ピー・エス・エヌ新社
- ストーリーマッピングをはじめようまとめ
- ストーリーマッピングをはじめようを読んだ理由
- ストーリーマッピングをはじめようで仕事に活かせるポイント
- ストーリーマッピングをはじめようの目次
- ストーリーマッピングをはじめようの感想
ストーリーマッピングをはじめようまとめ
バカにしてました。すごく使えるじゃないですか。企画を考えるとき、アイディアを考えるとき、様々な場面で利用できる。物事を考えるときの、素晴らしいフレームワークだ。
ストーリーマッピングをはじめようを読んだ理由
UXについて学びたかったので
ストーリーマッピングをはじめようで仕事に活かせるポイント
クリフハンガーと呼ばれているナラティブアーク7つのポイントだね。
状況説明
事件や問題の発生
盛り上げ
危機
クライマックスと解決
落とし込み(オチ)
エンディング
ストーリーマッピングをはじめようの目次
第1章 ストーリーマッピング
第2章 ストーリーの仕組み
第3章 コンセプトストーリー:第一印象づくりのために
第4章 オリジナルストーリー:ユーザーになってもらうために
第5章 ユーセージストーリー:価値を体験してもらうために
第6章 ストーリーの発見とマッピング
第7章 ストーリーの活用法
第8章 ストーリーマッピングの大原則
ストーリーマッピングをはじめようの感想
いやはや、すごいものだ。カスタマージャーニとか、ユーザーエクスペリエンスとか、そんな概念じみた概念、つまり使えなさそうなコンセプトワークより、100倍使える話です。
ものであれ、サービスであれ、体験であれ、その瞬間を通りすぎることで、人は何かを感じるんだよな。そのなにかをまとめたものがストーリーなのだ。そのストーリーをフレームに当てはめていくから、ストーリーマッピングなのだ。
でもね、人なの。
ストーリーの要は人だ。ものではない。
人が重要なの。
でもね、人は体験する存在であって、プロダクトや、サービスが、ストーリーのきっかけとなるの。
其のストーリーをどうすればいいかって、こうすればいいんだ。
コンセプトストーリーを使ってプロダクトの本質を見極めれば、次のような疑問に答えが出るでしょう。
●そのプロダクトの対象ユーザーは誰か?
・彼らが抱えている疑問は何か?
・彼らの大目標は何か?サブ目標は何か?
●そのプロダクトは「何」であるか?
●どんな競争があるか?
●そのプロダクトを使いたがらない人がいたら、それはなぜか?
●競合プロダクトよりも優れている部分はどこか?
●そのプロダクトがやらなくてはならないことは何か?
そして、コンセプトストーリーをマッピングするには次の質問に対する答えを考え、それをナラティブアークにプロットしていく。
●状況説明
・ターゲット顧客は誰か?
・顧客の世界の中で、プロダクトサービスにとって追い風になりそうなものは何か?
・プロダクトやサービスが関係する顧客の大目標は何か?
●事件や問題の発生
・顧客の問題や悩みは何か?
●盛り上げ(プロダクト名)
・プロダクトの名前は何か?
・プロダクトのタイプは何か?
●危機(競争)
・競争はどんな状況か?
・顧客に解決策の採用をためらわせる心理的なハードルは何か?
●クライマックスと解決(価値)
・顧客の問題を解決し、さらに危機的瞬間や抵抗を乗り越えさせるものは何か?
・プロダクトの一番の価値提案、差別化要因は何か?
●落とし込み(感想)
・プロダクトについて知った顧客にどんなことを思ってほしいか?
●エンディング
・目的を果たした顧客に何が起こるか?
・ここはビジネスが大きな目標へ到達し、ミッションを果たすパートでもある。ビジネスゴールは何か?その測定にどんな基準を使うか?
この本は使えるぞ。
そして、ストーリーマッピングの範囲は広いぞ