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電通とFIFA サッカーにむらがる男たち

著者:田崎健太
発行元光文社

 

電通FIFAのまとめ

東京五輪汚職事件のど真ん中にいる元電通の高橋治之の半生がよくわかる本。スポーツビジネスを仕切らせたら、世界屈指の才能があったんだろうな。日韓ワールドカップを承知したタイミングで引退していれば、伝説の人として、語り継がれたんだろうな、と。晩節を汚すって、まさにこういうことだな。

 

電通FIFAを読んだ理由

東京五輪汚職事件が気になったので

 

電通FIFAで仕事に活かせるポイント

やたら金回りのいい人には近寄らない

 

電通FIFAの感想

この本は東京五輪汚職事件の中心人物である高橋治之の半生を綴った本ですな。神様ペレの引退試合を成功させ、世界ユース選手権も成功させたんだから、スポーツビジネスをプロデュースすることにかけては天才だったのでしょう。

日韓ワールドカップを招致したところで引退していれば、伝説の人として語り継がれたんだろうな。もう、50年後に大河ドラマで取り上げられるレベルで。それが、そこで止まることができなかった。一気に行っちゃった。そして、東京五輪でみそが付いた。

手を引いておけばねぇ。

これは、住専問題で逮捕された弟の高橋治則にも通じるものがありますな。なんで、ある程度で辞めるってことをしないのだろうか。

 

 

タイトル:電通FIFA サッカーにむらがる男たち
著者:田崎健太
発行元光文社