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マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

得手に帆あげて

著者:本田宗一郎
発行元:三笠書房

 

 

得手に帆あげてのまとめ

やっぱり、本田宗一郎さんはすごいよ。そんな本田宗一郎さんが作ったホンダが好きだよ。自動車評論家から評判の悪い、ビジネスセンスのないホンダだけれど、それは昔からかと。チャレンジ精神と、日常生活に寄り添う姿勢が混在している会社が好き。若者の無鉄砲さを、もっと許容してくれる会社になってほしいですね。今のホンダは。

 

得手に帆あげてを読んだ理由

ホンダが好きなので

 

得手に帆あげてで仕事に活かせるポイント

好奇心と学ぶ力。学歴じゃないんだよ。一生かけ学んで、活かして、前に進むんだよ。

 

得手に帆あげての目次

プロローグ 本田宗一郎、文句のつけようがない、オレの生き方!
第一部 本田宗一郎の人生、「年中無休」だから熱くなれ、面白くやれ!
第二部 ホンダイズム たった一度の生涯を 「不作」にしてたまるか!
第三部 本田宗一郎のこれだけはいわせてもらう!
第四部 本田宗一郎「語録」わが思想の断片「得手に帆あげて」

 

得手に帆あげての感想

さすがだな、本田宗一郎さん。

本田宗一郎さんに関わる様々な本を読んできているので、これと言って真新しい発見が書かれていることはなかったです。科学を信じて、明るく楽しく未来に向かう姿勢は同じです。

そりゃ、そうだ。

しかしですね、そんな本書のなかでも「これは!」というポイントを見つけました。

古い日本人はとかく自力で探すことを避けて、教えてもらうという他力にすがってきた。でなければこっそり無断で人マネしてきた。いわゆるパイオニア精神に欠けていたのである

これ、令和の今に書かれたものじゃないのですよね。戦後すぐのお話。まだまだ、本田宗一郎さんが現役で若かった頃のお話。

年寄りのおっさんは、ダメだよな。

って言っているのよ。

それから60年くらいが経ってわかったのは、あの頃と同じだってことだ。日本人のオッサンはみんな自分で探すことをしないんだよな。

あーわたしもホンダのバイクが欲しい。免許をとろう。

 

 

 

 

タイトル:得手に帆あげて
著者:本田宗一郎
発行元:三笠書房