WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

世界を救うmRNAワクチンの開発者 カタリン・カリコ

著者:増田ユリヤ
発行元:ポプラ社

 

 

世界を救うmRNAワクチンの開発者 カタリン・カリコのまとめ

科学の進歩っていうのは積み重ねの歴史なのね。その歴史があったから、新型コロナワクチンが開発されたのね。間に合ったのね。基礎研究っていうのは、すぐにお金にならないけれど重要なことなのね。ここにどれだけお金を投下できるのか?っていうのが、国力なのね。

 

世界を救うmRNAワクチンの開発者 カタリン・カリコを読んだ理由

新型コロナワクチンで脚光を浴びたmRNAワクチンについて知りたかったので

 

世界を救うmRNAワクチンの開発者 カタリン・カリコで仕事に活かせるポイント

好奇心と語学力と基礎的な学力だな。講談社ブルーバックスを読み切ろう

 

世界を救うmRNAワクチンの開発者 カタリン・カリコの目次

第1章 科学者を知らなかったハンガリーの少女が研究に目覚めるまで
第2章 娘のテディベアぬお金を忍ばせて渡米40年に及ぶ挫折続きのRNA研究
第3章 mRNA研究の画期的な発見 新型コロナワクチンの開発へ

 

世界を救うmRNAワクチンの開発者 カタリン・カリコの感想

mRNAワクチンっ言われても、それはインフルエンザのワクチンのように鶏の卵を使って作られるものだと思っておりました。もしくは、新型コロナに感染した人の血液でも使って。

全く違いましたね。メッセンジャーRNAを使って作るという。今までのワクチンの作り方とは全く違う。ウイルスの遺伝子情報を利用して作られるワクチン。だから、mRNA。まだまだ詳しいことは理解できないけれど、インフルエンザワクチンや、日本脳炎ワクチンとは全く違う作りだということは理解できた。

そんな新しいワクチンの副作用なんてわからないじゃないか!ってはなしもありますが、mRNAの研究自体は40年も続けられてきたのだ。その歴史の積み重ねなのだ。

すごい。

その歴史を作ったのはカタリン・カリコさんなのだ。ハンガリー出身の優秀な科学者。きっと、カリコさんのように国を捨てた研究者は東側には多いんだろうな、と思うわけです。

 

 

 

 

タイトル:世界を救うmRNAワクチンの開発者 カタリン・カリコ
著者:増田ユリヤ
発行元:ポプラ社