著者:漆原次郎
発行元:東洋経済新報社
日産 驚異の会議のまとめ
すごいな。さすがゴーンさんが来て大きくやり方を変えた会社、生まれ変わった会社だよなぁ。日本企業、それも日本の大企業は、無駄な会議が多いからな。その無駄な会議を潰すために考えられた、このかいぎのしくみはさいこうですな。
日産 驚異の会議を読んだ理由
会社でおこなう会議をより進化させたいので
日産 驚異の会議で仕事に活かせるポイント
ホワイトボードに検討事項を書く。そして、決まったら、その下に決定事項と書く。それを議事録とする。最高のやり方じゃ。
日産 驚異の会議の目次
1 作戦会議室にて 震災対応がどこより迅速だったわけ!
2 一日集中討議 その日にはじまり、その日に結論を出す!
3 結論の出し方 意思決定者は会議に出席しない!
4 会議の終わらせ方 ぎじろくをつくらない!
5 リーフ誕生 イノベーションは会議からも起こせる!
6 店頭対応向上プロジェクト 会議が変われば店頭も販売も変わる!
7 客を増やす仕掛け 横浜Fマリノスも変わった!
8 真のグローバル化へ 会議こそもう一つの共通言語である!
日産 驚異の会議の感想
わたし、会議が大嫌いなのですよ。時間ばかりかかって、何も決まらないし、何も生産されないから。
それを進化させる、この本は凄い。
きっと、海外企業は、こうやってサクサクと、会議を進めていくのだろうな。
このノウハウは最高だ。
アイディアをポストイットに書いてホワイトボードにまとめる。そのときに発言者の名前を書かない。しっかりとアジェンダ(検討項目)を決めて、そのアジェンダをホワイトボードを書き出す。そのときは合わせてタイムライン(タイムスケジュール)も書いておく。
で、決まった内容をホワイトボードのアジェンダの下に書いて、デジカメでパシャッと写真を撮って議事録は完了。
そして、会議には決定者が出ない。お偉いさんが出ない。
会議に変な空気が流れないようにするこの仕組みは最高だ。
さぁ、真似しよう。
タイトル:日産 驚異の会議
著者:漆原次郎
発行元:東洋経済新報社