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世界史を大きく動かした植物

著者:稲垣栄洋
発行元:PHP研究所

 

 

世界史を大きく動かした植物のまとめ

世界中で生産されている野菜や、穀物は、日本のスーパーでも見かけることができるものばかりだ。ありふれた野菜であっても、その存在が大きく世界の歴史を動かしてきたのだ。そう思いながら食べるジャガイモや、トマトは一味違うはずなのだ。

 

世界史を大きく動かした植物を読んだ理由

面白雑学を身に着けたかったので

 

世界史を大きく動かした植物で仕事に活かせるポイント

情報は複合的に集めないとね

 

世界史を大きく動かした植物の目次

第1章 コムギ 一粒の種から文明が生まれた
第2章 イネ 稲作文化が「日本」を作った
第3章 コショウ ヨーロッパが羨望した黒い黄金
第4章 トウガラシ コロンブスの苦悩とアジアの熱狂
第5章 ジャガイモ 大国アメリカを作った「悪魔の植物」
第6章 トマト 世界の食を変えた赤すぎる果実
第7章 ワタ 「羊が生えた植物」と産業革命
第8章 チャ アヘン戦争とカフェインの魔力
第9章 サトウキビ 人類を惑わした甘美なる味
第10章 ダイズ 戦国時代の軍事食から新大陸へ
第11章 タマネギ 巨大ピラミッドを支えた薬効
第12章 チューリップ 世界初のバブル経済と球根
第13章 トウモロコシ 世界を席巻する脅威の農作物
第14章 サクラ ヤマザクラと日本人の精神

 

世界史を大きく動かした植物の感想

稲作によって弥生時代に時代が進化し、コショウを探すためにコロンブスは新大陸を探すたびに出た。そのへんは知っていた。あと、お茶とアヘン戦争の関係もね。

ただ、そこまでだった。小麦、米、とうもろこし、ジャガイモ、トマト、綿、大豆…これらの野菜や穀物が世界中に広まっていくのは、それにあわせて世界史の流れがあったからなのだ。

植物・穀物の歴史を教えてくれつつ、人類の歴史を、世界史を教えてくれる素敵な一冊。

 

 

タイトル:世界史を大きく動かした植物
著者:稲垣栄洋
発行元:PHP研究所