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マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

まんがでわかる鬼速PDCA

著者:冨田和
発行元:クロスメディア・パブリッシング

 

 

まんがでわかる鬼速PDCAのまとめ

鬼速ですよ、鬼速度。ソースネクストのソフトのようですが、中身は真面目です。課題を因数分解し、その因数分解されて細かくなった課題に優先順位をつけ、しっかり潰していきましょうというおはなし。シンプルだけれど、わかりやすい。たぶん、多くの人は「目標設定と課題の洗い出し」で、「なんと素晴らしい本なんだ!」と感動するはず

 

まんがでわかる鬼速PDCAを読んだ理由 

若者にPDCAサイクルについて教えたかったので

 

まんがでわかる鬼速PDCAで仕事に活かせるポイント

PDCAのAはアクションではなく、アジャストってことですよね。

 

まんがでわかる鬼速PDCAの目次 

第1章 最短距離を最速で進む「鬼速PDCA」 
第2章 計画編①目標設定と課題の洗い出し 
第3章 計画編②課題の絞り込みとKPI 
第4章 実行編 やり抜く行動力の仕組み 
第5章 検証編 出来なかった要因と出来た要因 
第6章 調整編 次のサイクルへのつなぎ方感想


まんがでわかる鬼速PDCAの感想 

PDCA因数分解する。PDCAの基本は課題を見付けること、つまり課題の因数分解ってことだな。

それが出来れば、目標へ最短距離で走ることが出来る。成果までの距離「仮説」できまるのだから、まずは仮説を立てましょうと。でかいPDCAサイクルを回すと時間がかかるので、小さいPDCAサイクルを回していくことが重要。

ちいさいPDCAサイクルには、KGIをちゃんと設定する。KGIは具体的に把握しやすいものとする。

それは①期日を決める②定量化する③適度に具体的なものにする、ことが重要。

で、因数分解はロジックツリーで分解していく。

分解の仕方はHOWとWHYで実施。どこまで因数分解するかというと、五段階まで。

で、ここまで行ってくると、こなさなければならない課題がたくさん出てくるので、課題の優先順位付けが重要になる。

優先順位は①インパクト②時間③気軽さ、から考える。で、KPIまでブレイクダウンしたら、やることを洗い出す。

それがToDoリストなのだ。TO DOリストは①WHO②WHOM③WHEN④WHERE⑤WHAT⑥WHY⑦HOW⑨HOW MANY⑩HOW MUCHの観点から考える。


そしてPDCAのAがアクションじゃなく、アジャストなのは「できないことを出来るようにする」だけではなく「出来ていることもさらに伸ばしてもっと出来るようにする」から。

いやはや、凄い本です。

 

 

タイトル:まんがでわかる鬼速PDCA
著者:冨田和
発行元:クロスメディア・パブリッシング