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「ポッキー」はなぜフランス人に愛されるのか? 海外で成功するローカライズ・マーケティングの秘訣

著者:三田村蕗子
発行元:日本実業出版社

 

 

「ポッキー」はなぜフランス人に愛されるのか?のまとめ

日本食は世界で人気がある。そんな日本食の一部として「おかし」を考えれば、納得がいく。ただ、お菓子は料理よりも、普段の生活に入り込んでいる。たまにしか食べない日本食と、毎日食べるお菓子の差は大きい。どうやって、毎日の生活に入り込めば良いのか?お菓子の海外マーケティングに関する秘密がぎっしりとつまっている。キーワードは「売れるものを売るだけでなく、売れるようにして売るマーケットをつくる」ってことだね。

 

「ポッキー」はなぜフランス人に愛されるのか?を読んだ理由

奥さんから勧められたので

 

「ポッキー」はなぜフランス人に愛されるのか?で仕事にいかせるポイント

「売れるものを売るだけでなく、売れるようにして売るマーケットをつくる」ってこと

 

「ポッキー」はなぜフランス人に愛されるのか?の目次

第1章 看板商品でも太刀打ちできない! 戦略ありきの技術力
第2章 唯一無二の食感でメジャーデビュー 模倣されない技術でマーケットに直球勝負
第3章 おもねらず、堂々とプレゼンスを示す 独特の形状と風味を「個性」に
第4章 世界ナンバーワンの黒子となる米菓メーカー 卓越した技術と指導で、名より実をとる
第5章 味のローカライズで米菓を世界のお菓子へ 健康志向を追い風に躍進を図る
第6章 古参商品の再ブレイクで世界展開 発想の転換で廃盤・衰退商品を復活再生
第7章 「DORAYAKI」が世界共通語となる日 ターゲットの絞り込みで、弱みを強みに変える
第8章 五感訴求型販売スタイルとフランチャイズ方式で大量出店 「いつもできたて」は世界の家庭の人気者
第9章 「おもてなし」のパッケージ戦略で活路を見出す 幕の内弁当の弁当を生かす食アート
第10章 ご当地戦略で本家を凌駕する ガラパゴス化こそ完全ローカライズの近道

 

「ポッキー」はなぜフランス人に愛されるのか?の感想

マーケティングには4つのPが必要なのだ。プロダクト、プレイス、プロモーション、プライス。この四つがそろって、マーケティングミックスと言ったりする。

マーケティングミックスってなんなのかね?

そう思ったあなたに本書はおすすめ。

みんながよく知っているあのお菓子を、海外で売るためにはどうすれば良いのか?

小気味よくわかりやすい文章で説明されている内容は、マーケティングの重要な話ばかりだったりします。

マーケティングの入門書としておすすめ。

ポッキーの入門書として読んじゃダメ。そもそも、フランスではMIKADOって名前で販売されてますから。

 

 

タイトル:「ポッキー」はなぜフランス人に愛されるのか? 海外で成功するローカライズマーケティングの秘訣
著者:三田村蕗子
発行元:日本実業出版社