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マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

ナショナルジオグラフィック日本版 2021年9月号

発行元:日経ナショナルジオグラフィック

 

 

ナショナルジオグラフィック日本版 2021年9月号のまとめ

明るい未来を考える宇宙の話よりも、すぐ来るであろう未来の状況を教えてくれる「アンデスの気象観測所」と「暗雲のアフガニスタン」の特集がよかった。我々は無力なんだと諦めないで、明るい未来になるように頑張ろう。

 

ナショナルジオグラフィック日本版 2021年9月号を読んだ理由

月に一度は地球のことを考えたい

 

ナショナルジオグラフィック日本版 2021年9月号で仕事に活かせるポイント

とくになし

 

ナショナルジオグラフィック日本版 2021年9月号の感想

今月号のメイン特集は「太陽系の謎に挑む焦点帯探査」ですね。宇宙には夢とロマンがあるね。でもね、そんな夢やロマンよりも、いま、人類が置かれている状況を色々と考えてしまうのですよ。

 

売られるチータ」という特集では、ソマリランドを中心に行われている赤ちゃんチーターの闇取引が取り上げられています。家畜を襲われた遊牧民がその仕返しに、赤ちゃんチーターを襲っているという。で、捕まえた赤ちゃんチーターを闇業者に売り、そしてアラブのお金持ちにチーターが売られていく。チーターを闇業者から仕入れる金持ちがいなくなれば、遊牧民チーターを捕まえて売り飛ばそうなんて、考えなくなるだろう。しかし、そもそも地球温暖化発生せず、ソマリランド周辺の自然が豊かなままであれば、チーターも遊牧民と出会うこともなかったことでしょうに。

 

そんな地球温暖化の危険性を同じように考えてしまうのは「アンデスの気象観測所」という特集。チリでは干魃が続き、降水量が減り続けているという。そして、歩みを合わせるように、アンデスの氷河も縮小しているという。このままの状況が続いたら、深刻な水不足が発生するというのだ。

グレタさんではないが、どうすれば地球温暖化に歯止めをかけることができるのだろうか?個人ができることから始めなければ。

 

 

タイトル:ナショナルジオグラフィック日本版 2021年9月号
発行元:日経ナショナルジオグラフィック