WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

外道クライマー

著者:宮城公博
発行元:集英社インターナショナル

 

 

外道クライマーのまとめ

うわぁ。面白い。なんだろう、この沢やって。探検家になりたかったけれど、ここまでアグレッシブな探検はしたくないかもw いや、しちゃったかもしれないな。それはわたしがおっさんになったからなんだろうな。おっさんになったから、守りに入ってしまったんだ。本当は、こうやって、山に登りたかったんだ。いや、したくなかったかもw何だろう。誰もやったことのないことをやってみるという快感。SNSの承認欲求とは違うのかもしれないし、同じなのかもしれない。面白すぎるな。この人も、この本も。そして角幡祐介さんが解説をかいているのも、わかるわ。だって、この著者すごいんだもの。

 

外道クライマーを読んだ理由

「外道クライマー」というタイトルにやられたので

 

外道クライマーで仕事にいかせるポイント

趣味で事件を起こしちゃだめってことだな

 

外道クライマーの目次

第1章 逮捕!日本一の直瀑・那智の滝
第2章 タイのジャングル46日間の沢登り その1
第3章 日本最後の地理的空白部と現代の冒険
第4章 台湾最強の渓谷 チャーカンシー
第5章 タイのジャングル46日間の沢登り その2
第6章 二つの日本一への挑戦
第7章 タイのジャングル46日間の沢登り その3
最終章 沢ヤの祭典 ゴルジュ感謝祭
解説 スーパーアルパインクライマー宮城 角幡祐介

 

外道クライマーの感想

わたしの中で探検家&作家と言えば角幡祐介さんと、高野秀行さんが、今のところの2トップ。他にもシェルパ齋藤さんや、野田知佑さんも、好き。大自然と対峙し、生活し、文章を書く生活をしたい。そう思ってた。

そんな中で、この本に出会った。

面白すぎるぞ。すごすぎるぞ。

伝説のような、仙人のような人ではない。地に足のついたというか、どこにでもいるような、ふつーのようなおっさんだった。いや、おっさんじゃないな。わたしよりも若いのだ。いまふうの若者なのだ。タイの奥地、ジャングルの中にスマホを持って行き、スマホで音楽を聴きながら冒険をするという。

なんとな。

面白いぞ。もちろん、冒険の毎日であっても、欠かせない音楽。アニソンだけれどねw で、ジャングルの奥地にはコンセントもないわけで、バッテリーを持ち歩くのも大変だから、ソーラーパネルを持ち歩くという。そして、日々の行動はソーラーパネルで充電できるような行動をとるという。

何という面白さ。何というハチャメチャさ。

そりゃ、熊野大社のご神体である那智の滝にも上ろうとするわけですよ。

真冬の黒部渓谷を、真冬の称名滝を上ろうとするわけですよ。

なんだろう…むちゃくちゃだw

でも、面白い。

こんなに人生を愉しんでいるなんて、うらやましい!

 

 

タイトル:外道クライマー
著者:宮城公博
発行元:集英社インターナショナル