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カムチャッカ探検記

著者:岡田昇
発行元:三五館

 

 

カムチャッカ探検記のまとめ

そのタイトルから、帝政ロシア陸軍が極東地域を探検したときの手記のようですが、全く違います。時期は、ソビエト崩壊直義。鉄のカーテンがなくなったな新生ロシアのカムチャッカ半島を著者が旅した手記。手付かずの大自然が残る土地。住民よりも、ヒグマが多い地域。私が憧れるような大自然が、まだ、残っている地域なのだ。あぁ、旅してみたいな。

 

カムチャッカ探検記を読んだ理由

シベリアの大地を旅してみたいので

 

カムチャッカ探検記で仕事に活かせるポイント

特になし

 

カムチャッカ探検記の目次

第1章 偵察行
第2章 聖地クリル湖
第3章 カムチャッカ・ナイフを作る
第4章 哀惜の早春
第5章 さらに、ヒグマ王国圏内へ
第6章 侵された野生圏
第7章 真実の大自然
第8章 『カムチャッカ地誌』とベーリング探検隊
第9章 ユーラシア大陸 活火山の最高峰を登る
第10章 最北の活火山・シヴェルチ初登頂
第11章 原野を弄る風
終章 また会おう、仲間たち

 

カムチャッカ探検記の感想

シベリアを旅してみたい。そう思っているわりには、シベリアに関する知識が浅い。そもそもロシア語できないし。いや、それを言ったら英語だってできないし。カムチャッカ半島最大の都市はペトロパロフスキ・カムチャツキーであることも知らなかった。ユーラシア大陸最高峰の火山がクリュチェフスカヤ山だということも知らなかった。

ソビエト連邦が崩壊するまで外国人が入り込むことが禁じられていたカムチャッカを訪れた著者。脚を踏み入れる外国人も少なければ、外国人と対応するロシア人も少ない地域。しかし、これはそのぶん、自然が残っているという意味でもある。日本から近く、日本とは似ても似つかない大自然が残る土地の物語に、私は思いっきり惹きつけられました。

自然と人間はどのように関わればいいのか?ということも、考えさせられる一冊です。

 

 

 

タイトル:カムチャッカ探検記
著者:岡田昇
発行元:三五館