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6度目の大絶滅

著者:エリザベス・コルバート
発行元:NHK出版

 

 

6度目の大絶滅のまとめ

新型コロナでわいのわいのなってしまっている地球ですが、グレタさんが騒ぐように、地球温暖化は待ったなしの状況になっているのです。そんな待ったなしの状況が引き起こすのは海面上昇だけではない。生物の絶滅だって、地球温暖化が引き起こすのだ。と言う前知識を持ちながら、本書を読むわけです。世の中、そんなにシンプルじゃなかったですね。地球史上、6度目の大絶滅は人類が引き起こしていること間違いなさそうです。環境保全をしながら、どうやって経済成長を実現するのかですね。人類の英知が試されています。

 

6度目の大絶滅を読んだ理由

地球の自然に興味があるので。

 

6度目の大絶滅で仕事に活かせるポイント

特になし

 

6度目の大絶滅の目次

第1章 パナマの黄金のカエル
第2章 マストドンの臼歯
第3章 最初にペンギンと呼ばれた鳥
第4章 古代海洋の覇者
第5章 人新世へようこそ
第6章 われらをめぐる海
第7章 海洋の酸性化
第8章 アンデス山脈の樹林帯
第9章 乾燥地の島
第10章 新パンゲア大陸
第11章 サイの超音波診断
第12章 狂気の遺伝子
第13章 羽をもつもの

 

6度目の大絶滅の感想

地球は6度目の大絶滅を迎えるというタイミングいる。過去の大絶滅と違うのは、趣の絶滅の多くに人類が関わっているということだ。今回の大絶滅は地球に巨大隕石ぶつかったわけでもなければ、氷河期にも、間氷期にもなったわけではない。人類の経済活動のために、様々な種が絶滅の危機に瀕しているのだ。

じゃあ、人類が経済活動を控えればいいんじゃね?と、単純な話にならないのは、新型コロナのパンデミックが教えてくれた。世界中に外出禁止令が出たって、それほど二酸化炭素は減らなかったのだ。それに経済活動を止めてしまうと、人類によって種が続いている動物が絶滅してしまうのだ。

とはいえ、二酸化炭素の排出量をへらせねば、海が酸性化してしまう。母なる海から生物の多様性が失われてしまうのだ。

我々は、この時代に何をすべきなのか?色々考えてしまう一冊です。

 

 

 

タイトル:6度目の大絶滅
著者:エリザベス・コルバート
発行元:NHK出版