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マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

レインマン

著者:リアノー・フライシャー
訳者:山本やよい
発行元:早川書房

 

 

レインマンのまとめ

天才的な記憶力を持つが、強度の自閉症の兄・レイモンド。利己的で口が上手い中古車ディーラーの弟・チャーリー。父親のしによって、約20年ぶりに再開した二人。一人っ子として育てられたチャーリーの記憶の中にいたレインマンは、生き別れた兄のレイモンドのことであったのだ。ダスティン・ホフマントム・クルーズにより映画化された「レインマン」の原作。

 

レインマンを読んだ理由

自動車とドライブを扱った小説(作品)が、最近、気になっているので

 

レインマンで仕事に活かせるポイント

なし

 

レインマンの感想

その昔、ダスティン・ホフマントム・クルーズが主演した映画は、見たことありました。が、原作を読んだのははじめてでした。

生き別れた兄と弟が絆を取り戻す旅。最初は、兄のレイモンドが父親から全額相続した遺産の半分を弟のチャーリーが受け取る(奪う)ための旅でした。それが、いつの間にか、なくしたはずの絆を取り戻す、別れていた時間を埋め合わす旅に変化することに。

全部で13のパートからなる本作本は、ハリウッド映画の基本であるヒーローズジャーニーのフレームワークにしっかりと当てはまっているものでした。また、それぞれのパートは「ストラクチャーから書く小説再入門」に当てはまっている構成でした。

やっぱ、基本に忠実にならないとね。

 

 

タイトル:レインマン
著者:リアノー・フライシャー
訳者:山本やよい
発行元:早川書房