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マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

総務課の播上君のお弁当 ひとくちもらえますか?

著者:森崎緩
発行元:宝島社

 

総務課の播上君のお弁当のまとめ

料理上手な男子は、モテるという。それは、メディアの中だけの話では? リアルにいたら、女性陣からひかれてしまう。料理好きな新入社員・播上くんと、同期入社の清水さんのお話。友達以上恋人未満メシ友の二人が奏でる素敵な物語。誰かを信じられなくなった時代にオススメの一冊。心がほっこりできますよ。この作品は「小説家になろう」で連載されていたものを改稿・改題したものです。

 

総務課の播上君のお弁当を読んだ理由

心をホッコリさせたかったので

 

総務課の播上君のお弁当で仕事に活かせるポイント

特になし

 

総務課の播上君のお弁当の目次

一年目 豚肉のごま味噌焼きとホウレンソウの炒め物
二年目 カボチャ餅とパンプキンパイ
三年目 ハンバーグの食べ比べ
四年目 鶏の唐揚げとポテトサラダ
五年目 だし巻き卵とチョコレートブラウニー
六年目 初めてのディナー

 

総務課の播上君のお弁当の感想

男女間の友情はあり得るのか? そんな友情なんて、思春期とともになくなってしまったのか? どうなのだろう。わからない。そんなときは、美味しいお昼ごはんを食べよう。

どこにでもありそうな会社の、どこにでもありそうな食堂で、どこにでもありそうな同期入社の会話。そこには、同じ会社で働くサラリーマンという認識しかなかった。

そして、プラスされた、お弁当のレシピという調味料。たんなる同期入社の同僚は、お弁当について会話する「メシ友」となった。メシ友は友達以上恋人未満。男女間の友情よりも強い、美味しいモノを食べたいという思い。

しかし、その思いは相手を思いやる優しさからうまれているものであった。

人生も折り返し地点を過ぎ、子供大きくなった今では、懐かしさを覚える、甘酸っぱい物語。胸がキュンキュンしますよ。

 

 

タイトル:総務課の播上君のお弁当 ひとくちもらえますか?
著者:森崎緩
発行元:宝島社