また、週末、早起きしてポタリングしてきました。目指すは利根川。前回は江戸川の地点まで行ったので、そこから利根川を遡って道の駅を目指そうというのが、今回の目的ですね。
10月も朝5時になると、真っ暗です。そして、寒い。気温8度。UNIQLOの力を借りて、フル装備です。ヒートテックの上下に、防風パンツ、アクティブジャケット、ウルトラダウンに、ネックウォーマーで完璧です。さらに、自転車にはヘッドライトとテールランプを点灯し、身体に反射材をたすき掛け。まるで冬の夜のような装いでのスタートです。
夜と一緒でした。ということで、ヘッドライトにテールランプをつけて、身体に反射材をつけてのスタートです。
で、いつものように江戸川を目指します。真っ暗であっても、寒くても、朝も5時を過ぎれば、トラックがビュービュー走っているわけです。
こ…こわい
事故りたくはない。江戸川に向かって、かっ飛んでいく自動車を気にしながら、真っ暗な道を急ぎます。で、いつもより早めの時間に江戸川サイクリングロードに到着。もちろん真っ暗。
あぁ…
江戸川の土手をのんびり北に向かって進んでいると、ようやく日の出です。なんと素敵なのでしょう。そして、ようやく夜が明けたというのに、なんと人と自転車の多いこと。文字通りの早朝から、江戸川の土手で運動している人が多いのね。
この頃には身体も温まり、ウルトラダウンジャケットを脱いで、リュックにしまいます。保温性もいいですが、コンパクトにまとめることが出来る収納力の高さが、いいですね。
早朝であることと、前日が雨だったために空気もきれいです。筑波山はもとより、北関東の山々や、秩父の山々、そして富士山までがくっきり見えます。「なんだか、幸せだなぁ…」と寒いながらも、楽しい気分で江戸川を北上するわたし。この風景を写真に残さねば!と、自慢のカメラで撮影してみても、富士山はきれいに写らず…
どうやったらきれいに写真を撮ることが出来るのだろう?まずは、説明書をちゃんと読んでみるか?それともカメラ雑誌を読んでみるか?なんてことを考えながら、関宿城博物館に到着。ここで江戸川が終了となり、利根川に入ります。前回、道の駅さかいまで走っているので、道に関してはお手の物です。何も問題なく、道の駅さかいを経由して、利根川のサイクリングロードに入ります。
人生初、利根川。なんと走りやすいのでしょう。なんと大きな川なんでしょう。
感動しながら、自転車を北西に進めます。遠方に東北新幹線の鉄橋が見えてくると、もう、大興奮です。自転車で走るすぐちかくを、新幹線が通り過ぎていくのですもの。こんな経験したことないですよ(いや、大宮や、白岡であるんですけれどね)。
ということで、うれしくなって、記念撮影。新幹線が重なるようなタイミングで写真を撮りたかったのですが、ちょっとうまくいかなかったのですよね。
あー残念。ちょっとうまくいかなかったなぁ…なんて思っていたのですが、ここから「ちょっと」が、「たくさん」な感じになりつつあるのです。少し嫌な予感が…
サイクルナビタイムは「まっすぐ進め!」と指示してくれるのですが、度々まっすぐ進めない事件が勃発。連続して勃発。栗橋に入ってからは、利根川のサイクリングロードを完全に進むことが出来ない状態に。
な…な…なんでだ?これじゃ、目的地の「道の駅童謡のふる里おおとね」にたどり着けないじゃないか!と焦り出します。ナビタイムの指示なんて無視して自転車を走らせるわたし。そうすると、もちろん、どんどんどんどんナビタイムに表示される到着予定時刻が遅くなるわけです。
ということで、当初予定より40分遅れで、本日の目的地に到着。
9時過ぎに到着するも、まだ、道の駅は開店しておらず、写真だけ撮影して撤収です。
帰りもナビタイムは「利根川のサイクリングロードを進め!」と指示してくるのですが、全部無視です。利根川沿いの県道を栗橋に向かって走ります。何度も何度も「コースを外れました。リルートします。」となったのですが、これ、どうやったら自分の好きなコースに変更できるようになるのでしょうね。
日光街道までたどり着いたら、利根川橋を渡って、茨城県側に。のんびりと自宅を目指します。「このへんは走りやすいのに、何でなんだろうな…」なんてモヤモヤ考えていたら、何も利根川っぽい写真を撮影してないことに気がつきました。
ということで「利根川」と表記されている看板とともに撮影です。
そんな今回の教訓です。
教訓その①
冬の朝はすごい寒い。特につま先の防寒を忘れるな。スキーブーツに雪が入り込んでしまったかのように、冷たくて、痛くて、感覚がなくなるぞ。
教訓その②
出発前によく調べよう。「利根川堤防強化対策工事の実施に伴い、一部区間利根川自転車道の通行が困難となります。」って発表されてるじゃないか!
(埼玉県)