小山薫堂 幸せの仕事術のまとめ
「カノッサの屈辱」や「料理の鉄人」の放送作家であり、クマモンの仕掛け人である小山薫堂さん。その小山薫堂さんが教える、企画術。実はものすごくシンプル。人を幸せにするのが基本だという。なんと、素敵なことなんだ。そういえば、小山薫堂さんの考える企画って、人を貶すようなのはないよね。みんなが楽しくなる企画ばかりだ。その考え、私も大好き。人が幸せになるよう、私も企画を考えよう。
小山薫堂 幸せの仕事術を読んだ理由
企画を考える参考にしたかったので
小山薫堂 幸せの仕事術で仕事に活かせるポイント
企画とは工夫。誰かを幸せにするための仕掛けなのだ
小山薫堂 幸せの仕事術の目次
序章 つまらない日常を特別な記念日に
第1章 企画の原点は人を幸せにすること
第2章 アイデアのタネは日常の中にある
第3章 「共感」が社会を動かす
第4章 最終目標は人生をたのしくすること
小山薫堂 幸せの仕事術の感想
小山薫堂さんといえば、人気の放送作家。「カノッサの屈辱」や「料理の鉄人」の仕掛けけ人。「おくりびと」も、そうですね。この他、くまもんや、日光金谷ホテルも、小山薫堂さんが関わっていますね。
個人的には一番好きな、放送作家さんです。なんというか、知的というか、あらっぽくないというか。見ている人が、楽しみながら、ホッコリできるというか。
そんな小山薫堂さんの、企画に対する考え方が詰まっているのが本書。企画を立てるノウハウや、How toというより、姿勢や、考え方がわかります。
人を幸せにする。人を楽しませる。これが小山薫堂さんのベースにあったのですね。だからなんですね。
でもですね、「誰かを楽しませたい」って考えだけで、突っ走っちゃいけないということも、本書に登場しました。
小山薫堂さんが大学生時代にADとしてバイトしていた文化放送のプロデューサー、林さんの、この言葉がすごく心に刺さりました。
大切なのは、「書きたいから書く」のではなく、対価に見合うもの返すことだ。そういう緊張感の中で作品はつくらなければならない。単に自分自身が満足しているものではいけない
そうなんですよね。自分だけが、満足しちゃだめなんだよね。