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科警研のホームズ 絞殺のサイコロジー

著者:喜多喜久
発行元:宝島社

 

科警研のホームズ絞殺のサイコロジーのまとめ

東啓大に新設された「科学警察研究講座」が舞台のミステリー作品。講座のトップが元科捜研のトすごい人ということで、協力的な科捜研からやってくる本当の捜査ネタ。本職の刑事ですらうまくいかなかった事件を、それも過去の事件に学生二人が、科捜研から派遣されてきた研究員の北上と挑む物語。目を背けたくなるようなオドロオドロしい表現はなく、一気に読めてしまう一冊。だけれども、最後の大どんでん返しに驚く!

 

科警研のホームズ絞殺のサイコロジーを読んだ理由

頭がポンコツになってしまった私のリハビリ

 

科警研のホームズ絞殺のサイコロジーを仕事に活かせるポイント

とくになし

 

科警研のホームズ絞殺のサイコロジーの目次

第一話 悲劇を招くアヴォケイション
第二話 転落ケミストリー
第三話 隠匿されたデッドリー・シン・ポイズンアドレナ
第四話 絞殺のサイコロジー

 

科警研のホームズ絞殺のサイコロジーの感想

舞台は東京大学をモデルにしたと思われる、東京は本郷にある東啓大学。この大学の理学部の開設された寄付講座「科学警察研究所講座」が中心に話が進む。この講座は警察庁の協力を得て開設された講座であり、科研警の分室として機能しながら、学生を育てることを目的にしているという。

ちなみに、科研警は将来の事件に備える部署であり、科捜研は今起きている事件に対処する部署なんだそうな。

私のようにポンコツなってしまったあたまにはいろいろと難しいのだが、とりあえず大学の講座は科研警の分室ということで、学生の二人は新たな科学的な捜査方法を見つけようと奮闘するワケです。

そんな調査研究の流れから見つけたヒントで、事件を解決してしまうのが科研警のホームズと言われている指導教授。

指導教授の鋭さに素直に感心する男子学生と、なにか言いたげな女子学生。この二人を中心に繰り広げられる上質なミステリーですね。

 

 

タイトル:科警研のホームズ 絞殺のサイコロジー
著者:喜多喜久
発行元:宝島社