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我が師・志村けん 僕が「笑いの王様」から学んだこと

著者:乾き亭げそ太郎
発行元:集英社インターナショナル

 

 

まとめ

コロナパンデミックの恐ろしさを日本に知らしめた、志村けんさんの死去。偉大なコメディアンは、コロナによってなくなってしまった。また、90年代後半のような「志村けん死亡説」であって欲しいとどれほど思ったことか。「私は生きてます」って記者会見をしてくれると思っていたのに。そんな日本を代表するコメディアンの弟子が記した本。やはり、偉大だよ。志村けんさん。真面目で、ストイックな人だとは知ってたけれど、改めて弟子の目を通してみると、すごい人だな、と。そして、ダチョウ倶楽部って、ものすごいいい人だ。もっともっとすきになってしまう。

この本を読んだ理由

そりゃ、志村けんさん、大好きだもの

仕事に活かせるポイント

志村さんのこのフレーズが心に響きますね。「俺が寝ている間にもっと努力しているヤツがいるかもしれない。そう考えたら不安になるから、見た方が落ち着くんだよ」と。どれだけ遊んでも、ちゃんと毎日の努力をする。これは、志村さん以外、ビートたけしさんも同じだったな。

目次

序章 動いてみれば、答えは出る
第1章 仰げば尊し 志村さんから教わった大切なことの数々
第2章 常識を知らなきゃ「非常識」はできない 天才と呼ばれた人の日々の努力について
第3章 芸人修行 師匠のスネをかじってばかりでスミマセン
第4章 やさしさのカタチ こらえきれなかった楽屋の涙
第5章 いつか「だいじょうぶだぁ」と言って貰う日まで もしも「あの世」というものがあるのなら
あとがき

感想

2020年3月29日、志村けんさんがコロナによって亡くなってしまいました。

いや、何かのウソだろうって。

なんで、リーダーいかりや長介さんの次が、志村けんさんなんだよ、って。

1990年代後半であったような「志村けん死亡説」のように、都市伝説であったと語って欲しい。

つらい。

1年経っても亡くなっただなんて、信じられない。

でも、亡くなったのは現実なんだよ。

「あのハゲ、死んじゃったな」という上島竜平さんのセリフを読んだら、私も泣いてしまいました。

なんだろう。

この本には志村けんさんへの愛があふれている。

げそ太郎さんだけではない。登場する様々な人々、ブーさん、ダチョウ倶楽部のみなさん、田代まさしさん、有吉さん、みんなみんな愛があふれている。

そして、ダチョウ倶楽部のみなさん、むちゃくちゃいい人じゃないか!

やっぱ、いい人じゃないと芸能界で長生きできないのだろうな。

愛されるって重要だよ。

そして愛されるには真面目さも重要なんだよな。

 

 

タイトル:我が師・志村けん 僕が「笑いの王様」から学んだこと
著者:乾き亭げそ太郎
発行元:集英社インターナショナル