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マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

プロ直伝!成功する事業計画書の作り方

著者:秦充洋
発行元:ナツメ社

 

まとめ

こきゃくん提供できる価値はなんなのだ。このサービスで顧客が得られるメリットってなんなのだ? まずはそこから。もちろん、事業ですから、お金が儲からなければ意味はありません。しかし、お金を儲けるには、儲けるなりの仕組みと理由が必要なのですよ。その仕組みと理由の作り方をわかりやすく教えてくれる本。でもね、私が一番心に刺さったのはプレゼンの仕方ですよ。せっかく作った事業計画も、日の目を見なければ意味はないですからね。

この本を読んだ理由

マーケティング支援っていうのは突き詰めると事業計画にまでたどり着くのではないか?と思ったから。

仕事に活かせるポイント

「説得力のあるコンテンツ 10のポイント(まとめ)」ですね。①生の声を入れる。②一目瞭然の見せ方を考える。③具体的に語る。④情報の解像度を上げる。⑤数字で見せる。⑥相手が知りたいことを盛り込む。⑦顧客目線の損得勘定を意識する。⑧強豪目線の解釈・判断を意識する。⑨個人的体験や想いを入れる。⑩刻んで提案する。

目次

第1章 なんのための事業計画書?
第2章 魅力的な事業アイデアを見つける
第3章 顧客は誰か、何を提供するのか
第4章 ビジネスモデルを設計する
第5章 しっかりと利益は出せるのか
第6章 人を動かす事業計画書
第7章 新しい価値を生み出す

感想

マーケティング支援って突き詰めていくと、しっかりとした事業計画がないとダメなんじゃないのか?しっかりとした事業計画がない場合は、そこに立ち戻って事業計画を立て直さないと、マーケティングなんてそもそも無理なんじゃないか。

ということで、この本を手に取ったわけです。

そもそも事業計画ってなんなのか?企画って、計画って、どうやって作るのか?から、教えてくれます。

いいですね。

そして、ありましたよ。第3章に。「顧客は誰か、何を提供するのか」って、まさにマーケティング的な発想ですね。しっかりした事業計画があれば、マーケティング計画というのは立てやすいってことなのですな。てか、事業計画がそのまま、マーケティング計画として使えるんじゃないか、と。

そんなことを想いながら読み進める。

そして、本書における最大のセールスポイントにであう。いや、これは、完全に個人の感想ですけれどね。それは第6章「人を動かす事業計画書」です。この章は、作った事業計画を、どうやって認めて貰うのか?の説メイン特化した章。スライドの作り方、プレゼンのやり方を教えてくれる章なのですな。

わかりやすいストーリーとは?にあげられる6項目が、そのまま毎朝、朝礼で読み上げたいレベルですな。

 

①Whyを先に示す
②全体像を先に示す
③メッセージから入る
④大事なことは繰り返す
⑤話の三木と枝葉を切り分ける
⑥できるだけシンプルにする

 

事業計画の立て方をまなぶのではなく、資料の作り方や、プレゼンのやり方を学ぶために、この本を読むようになってしまいましたな。

 

プロ直伝!成功する事業計画書のつくり方

プロ直伝!成功する事業計画書のつくり方

 

 

タイトル:プロ直伝!成功する事業計画書の作り方
著者:秦充洋
発行元:ナツメ社