著者:中村逸郎
発行元:岩波書店
まとめ
シベリアといえば未開の大地。そんなイメージが強い土地だけれど、実際未開の津が多いのだけれど、北の大地で生活をしている人はいるんだよね。そして、私たちは、そんなシベリアについてあまりに知らなさすぎる。そんなことを痛感させられる本。シベリアの主要民族ってロジア人かと思いきや、タタール人だったのね。そんなことすら知りませんでした。
この本を読んだ理由
一生に1回でいいので、シベリアを旅してみたいのだよ。それも、自分で車を運転して。
仕事に活かせるポイント
とくになし
目次
序章 「神の宿る地」の伝説
第一章 「神の村」へ アバラーク村の奇跡
第二章 イスラム教徒の村を訪ねて シベリア・タタール人とイスラム過激派
第三章 極北の遊牧民を訪ねて ネネツ人を飲み込む大国ロシア
第四章 辺境の村を訪ねて トゥーバァー人の幸福
第五章 閉ざされた山岳地帯の村を訪ねて ロシア人旧教徒の伝統生活
第六章 密林地帯の流浪民を訪ねて ゴレーンドル人の充足
終章 「第二のエルサレム」へ コスモポリタニズムと多様性のシベリア
感想
わたし、たくさん夢があるのですけれど、そのうちの一つが「自分が運転する車でシベリアを横断する」なんですよ。ウラジオストックからサンクトペテルブルグまで。ウラル山脈を超えてサンクトペテルブルグまで行きたいのですよ。
そんな夢を持っている人間です。そりゃ「シベリア最深紀行」というタイトル惹かれますよ。
わかっていましたが、シベリアについて、まだまだ何も知らなかったですね、わたし。
様々な少数民族が住んでいることは知っていましたが、主要民族はタタール人になるなんて、初めて知りました。
ただ、モンゴルの近くにはモンゴル仏教を信じる人々もいます。シベリア西部地方にはウクライナや、ポーランド経由でやってきた人もいます。
ひろいな〜ふかいな〜シベリア。
もっとシベリアについて調べよう。
タイトル:シベリア最深紀行 知られざる大地への7つの旅
著者:中村逸郎
発行元:岩波書店