まとめ
破天荒な両津勘吉の生みの親は、真面目を売りにする男だった。真面目だったからこそ、偏ることなく、万遍的に破天荒なキャラクターである両津勘吉を生み出せたんだろうな。スケジュールを自分でコントロールできるようになるには、実行すべきタスクの全量が把握できなければダメなのよね。そして、時間を守るということは、人として最も重要な約束という考えは、私と同じだ。
この本を読んだ理由
だって、こち亀が大好きだもの。両津勘吉が大好きだもの。秋本治さんが大好きだもの。
仕事に活かせるポイント
時間を切り詰めるコツは、とにかくスケジュールを自分で決めること、ということですね。
目次
第1章 セルフマネジメント術
第2章 時間術
第3章 コミュニケーション術
第4章 発想術
第5章 健康術
第6章 未来術
感想
著者は「こちら葛飾区亀有公園前派出所」、つまりこち亀の作者である秋本治さん。秋本さんと言えば、日本マンガ史上初めて単行本200巻を発行したり、連載開始から40年間、一度も休載することなく、こち亀を連載してきたお方。
週刊誌連載、一度も休んでいないんですよ。
なぜ、そんなことができたのか。「作者急病のため」という理由で、連載をお休みしなかった理由は、なぜか?
それは、ネタのストックがあったからなのよね、と。
え?週刊誌の連載で、どうやって、ネタがストックできたの?
それは、時間を切り詰めて、隙間時間にネタを描きためておいたからなのよね。
どうやって、時間を切り詰めることができたの??????
それは、タスクの全量と、向かうべき方向を確認し、スケジュールを自分で決めることによって、時間を切り詰めることができるのですよ。
並のビジネス書以上に具体的なTipsを得ることができる本ですよ。
そして、こち亀を読みたくなりましたね。