著者:james M. Vardaman
訳者:森本富豊
発行元:朝日新聞社
まとめ
アメリカというのは複雑怪奇な国なんだな。トランプなのか?バイデンなのか?その内容に触れるよりもまずは、アメリカの歴史と生活についてしっておかなければな。そして、インダストリアルノースと、ハートランド地域を旅してみたいな。私が考えるアメリカがそこにはあるんだろうな。
この本を読んだ理由
アメリカ大統領選挙をより深く知るためには、アメリカの生活をよく知らなければならないと思いまして、この本を手に取ったのですな。
仕事活かせるポイント
この本に書かれていることに従うとすれば、アメリカという国を1つの国と考えてはダメなんだな。
目次
序章 10の地域からなるアメリカ
第1章 ニューイングランド地域 ヤンキー発祥の地
第2章 メトロポリタン・ニューヨーク地域 グローバルシティとしてのニューヨーク大都市圏
第3章 アパラチア地域 貧困と環境汚染がまねくディアスポラ
第4章 サウス地域 2つの南部
第5章 インダストリアル・ノース地域 工業と穀倉と酪農の地
第6章 ハートランド地域 ルイジアナ購入で得た広大な牧草地帯
第7章 アウトウェスト&アラスカ地域 ワイルドウエストと広大な資源の地
第8章 パシフィック・ノースウエスト地域 アジア太平洋とハイテク産業
第9章 サウスウエスト地域 先住民、メキシカン、アジア系が織りなすタペストリー
第10章 ハワイ地域 ミックスプレイトの光と影
感想
アメリカってどんな国なのだろうか? わたし、仕事で何階もあっちこっちのアメリカに行っているわけですが、ピンポイントの旅しかしていないんだよな。あめりかとうくにがどんあものなのかをしらないんだよ。
世界最大の国なのにね。日本と深い関係性がある国なのにね。
私は何も知らなかったんだな。
世界史の教科書にも、地理の教科書にも書かれていない、アメリカの歴史と生活が記されていますね。
そしてこの本を読んだら「共和党と民主党はわかり合えることはないんじゃなかろうか?」ということと、「とはいえリンカーン大統領は共和党の大統領だったのだから、歴史は変わるんだよな」なんてことも思ったりもする。
ニュースやウェブに描かれていることを信じる前に、アメリカについて調べて、アメリカ大統領選挙のことを考えなくてはな。