まとめ
これまた私の大好きな高野さんの本。様々な媒体に掲載された原稿をぎゅっとまとめて一冊にした本ですね。いやーオトクな1冊。定番の面白さ。
この本を読んだ理由
なんだかんだで、2020年現在、大好きな作家さんですもの。
仕事に活かせるポイント
行動力何よりも重要。
目次
ケシの花ひらくアジアの丘
対談5(辺境+越境)
辺境読書
感想
2020年現在、一番大好きな探検家であり作家の高野さん。そんな高野さんの未収録原稿を集めた1冊。
相変わらずの、安定の面白さ。
さすが私の入りたかった早稲田大学探検部出身なだけはありますね。なんでしょう、この上から目線w
人跡未踏の地なんて地球上には、もうないのですよ。でもね、未確認生物を見つけた人、捕獲した人はいないんですよ。
なんじゃそりゃw
たぶん、いや、絶対に一生かかっても行くことのない場所で、することのない経験(ゴールデントライアングルでアヘンを育てて、自家製アヘンを手土産にタイに密入国しているのに、弟の結婚式に出るため日本に帰国するとか)が、面白く書かれております。
ほんと、面白いです。
で、「なんでこんなに面白いのか?」って悩んでいた私に、答えが提示されました。
ほんとうに重要な情報発信二つしかない。一つは自分の命に関わる情報。もう一つは人を元気にさせる情報だ。
山田先輩の、この一節は、ものすごく深いですね。
そんな本書には「辺境読書」という読書ガイドが収録されているのです。
どれも面白そうなのですが、なかでもこの本が読みたくなりました。
高野さんが紹介している本は、どれも面白そうよね。そして、高野さんの本も、どれも面白いのだ。
探検家にして、こんなに面白いエッセイが書けるなんて、素敵すぎます。