まとめ
シブサワ・コウといえば、私のヒーロー。光栄のゲームプロデューサー。「信長の野望」や「三国志」を生み出した天才。この天才がビジネスに臨む姿勢や、人生の考え方がよくわかる1冊。初めて知った敏腕ゲームプロデューサーの素顔。もう、ただただ感動です。
この本を読んだ理由
そりゃ、シブサワ・コウさんは私のヒーローですから。
仕事に活かせるポイント
「誰に何を言われようとも、世界一になるという高い目標を持ち続けることにした」という、仕事に対する考え方ですね。
目次
第1章 創造 大ヒットシリーズ『信長の野望』はどのようにして生まれたのか?
第2章 旗揚げ 家業の倒産からゲーム会社へ、好きなことを仕事にする
第3章 革新 「型破り」も続けることで「当たり前」になる
第4章 発展 過酷な市場競争の中で、生き残る方法
第5章 継承 ヒットを生み続ける企画会議の秘密
感想
シブサワ・コウといえば「信長の野望」や「三国志」、「水滸伝」、「提督の決断」、「蒼き狼と白き牝鹿」などのゲームを生み出した、天才ゲームプロデューサー。どんなゲームが好きですか?と聞かれると、迷うことなく「歴史シミュレーションゲーム」と答える私にとっては、文字通り神様のようなお方。
そんな神様が綴った、半生。シブサワ・コウという名前は本名ではないと言うことは知っていましたが、襟川陽一さんが足利市の出身で、光栄は元々、繊維にまつわる事業を本業としていた会社だったと言うことは、初めて知りましたわ。
奥さんからプレゼントしてもらったパソコンから生み出された数々のゲーム。パソコンをベースにしていたけれど、その内容をファミコンに移行し、ヒットメーカーとなった光栄という言う企業。一般的なファミコンのロムカセットでは収まらない容量に、一般的なファミコンソフトの倍以上の価格。任天堂という神様であっても一歩も引かずに、自分を通した胆力。
すごいな、かっこいいな。
しかし、何よりもかっこいいのは、仕事に対する姿勢を次の3点にまとめていることですな。
1.好きなことを一生懸命行う
2.伸びていく業界で思いっきり仕事をする
3.幸せな家庭を築く
ちゃんと「家族」を入れてくるところがすごいな。
やはり、シブサワ・コウさんは、私のヒーローですよ。