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ラマレラ 最後のクジラの民

著者:ダグ・ボック・クラーク
訳者:上原公紀
発行元:NHK出版

 

まとめ

クジラを狩猟する民族(人)て、日本とグリーンランドや、アイスランドの北極圏の人々だけだと思っていました。そりゃ、一時期は欧米の国々もクジラを捕っていましたが、今は捕ってないですしね。って思っていた私の間違いでしたね。インドネシアにも、古代からクジラをとり続ける民がいたとは。開発と文明、歴史と伝統。この間で揺れ動く南の海の出来事が綴られている、珠玉のルポですね。

この本を読んだ理由

青い南国の海に、銛を持ち海に飛び込む、南国の人。これで「クジラの民」。え?クジラをいまだに捕っているのって、日本と北極圏の一部じゃなかったっけ?と思ってしまった、自分の無知のおかげですね。良い本に出会えました。

仕事に活かせるポイント

なし

目次

第1部 1994~2014年
第2部 2015年
第3部 2016年

感想

話の舞台はインドネシアのレバンタ島。どこでしょう?それはティモール島の西にあるソロール諸島にある島。この島では、古代からクジラや、イルカなどを狩猟する人々が住んでいるという。

知らなかった。

捕鯨を未だにしている国って、日本の他、、アイスランドノルウェー、ロシア、アメリカ、デンマーク、カナダなど北極圏に領土を持ち、北極圏に昔から住む人々だけかと思っていた。

そしたら、違った。

インドネシアのレバンタ島に住む人々も、古代からクジラを捕る人々だったのだ。知らなかった。他にはカリブ海に浮かぶセントビンセント・グレナディーンでもクジラを捕っているという。

いろんなことを知った。

そして本題。

インドネシアの田舎で、昔ながらの生活を送っている人々。その生活の中心にはクジラ。いまだにクジラを銛で捕るという、日本で言えば江戸時代の漁師のようにクジラを捕り、その恩恵に与る人々。

そんな穏やかな町に押し寄せる世界の常識と、近代化という波。

伝統か?近代化か?文化か?世界の常識か?

様々なことを考えさせられる1冊。そして、南国の生活に思いをはせる1冊。文章のナショナルジオグラフィック

 

 

ラマレラ 最後のクジラの民

ラマレラ 最後のクジラの民

 

 

タイトル:ラマレラ 最後のクジラの民
著者:ダグ・ボック・クラーク
訳者:上原公紀
発行元:NHK出版