WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

日経ビジネス 2020.08.10

発行元:日経BP

 

まとめ

コロナによって社会状況が変わってしまったから、営業のノルマは辞めましょう。営業を進化させましょう…では無いと思うのですよ。今までの状況が、ガラッと変わってしまった。変わらなければならないのは、営業だけじゃないんですよね。もしかすると、ビジネスモデル自体を変える必要があるのかもしれませんよ。

この本を読んだ理由

週に一度の頭の整理

仕事に活かせるポイント

「コロナ禍で六本木の”豚組”も閉店 外食”成功の方程式”が崩壊」も、まさにそうですよね。コロナによってニューノーマルとなったのは、三密を避けた生活だけじゃないんですよ。ビジネスモデル自体が変わりつつあるんですよ。いや、変わったんだな。

感想

今週号の大特集は「もうやめる?ノルマ コロナ時代の営業新常態」ですね。あー、変わったのは営業だけじゃないんですよ。すべてにおいてルールが変わる、仕組みが変わるのですよ。一番最初に、その波に襲われたのが営業なだけなんですよね。昭和的な営業はデキないんですよ。ベルフェイスのCMじゃないけれど、足で稼ぐオールド営業はさようならなんですよ。ノルマ云々じゃないんですよ。営業は頭を使った戦場、頭脳戦の場所となったのですよ。もう、ソルジャー部隊と呼ばれるような営業は成り立たないんですよね。だって、会ってくれないんだから。

 

そして、コロナによって生まれた新しい流れに乗ることができない企業は生き残れない。コロナはこれで収まっちゃうかもしれないけれど、大雨や、大雪、大地震新型インフルエンザ…などなどなど。満員電車に揺られてオフィスに出かけて仕事をすることができなくなるリスクが、どんどん高くなっているのですよ。だから、これをきっかけに生活様式だけでなく、ビジネスモデル自体も新しくしないとダメなんですよね。

 

で、そんな今週号で他に面白かった記事はこれ。

 

「ソフト子会社を再編 トヨタ、”脱クルマ会社”への試練」
TRAI-ADが母体となってAIやソフトウェアを手がける新会社「ウーブン・プラネット・ホールディングス」ができるんですと。このホールディングスの下に自度運転の技術開発を行う「ウーブン・コア」と、スマートシティなどの新領域を担当する「ウーブン・アルファ」という事業会社ができるんですとな。で、それぞれの新会社のトップにはTRI-ADのCEOで元Googleのロボット部門トップを務めたジェームス・カフナー氏が就任するんだとな。TRI-ADで自動運転と言えば、豊田章男社長の長男、豊田大輔さんが担当している領域ですね。自動車会社からモビリティーサービス事業へ。そりゃ、創業家じゃないとできない決断ですよね。そして、一代一業種創業を家訓としている豊田家ですよ。豊田大輔さんが、モビリティサービス事業を司るようになるのでしょうな。

 

「コロナ禍の不動産市場・座談会 中国人投資家、東京に再び触手」
香港が実質的に北京政府の支配下に置かれ、アメリカとの関係が悪化したので、消去法から東京なんでしょうね。これをきっかけに東京をてこ入れすれば、シンガポールと香港を足したような年に生まれ変わるんじゃないのかしらね。「水源地がー」とか「自然がー」と心配する人もいるので、永住権を持たない外国人の土地所有だけを禁じれば、みんな幸せになるんじゃなかろうかと思う。

 

自民党が利用制限案、企業の自粛も TikTok包囲網、日本にも足音」
EUGDPRにすら震え上がる日本企業だから、まぁ、使わなくなりますよね、TikTok。でも、そのうちTikTok風のサービスがたくさん登場するんじゃないのでしょうかね。

 

「史上初の2000ドル超え 金価格急騰、株・ドル安の備えか」
備えですよ。わたしは10年も前から備えてましたよ。てか、株と逆相関になるゴールドですよ。投資のポートフォリオに組み込むのが普通でしょう。

 

そんな今週号を読んでいたら、読みたくなった本はこれ。

 

 

 

ハイパーハードボイルドグルメリポート

ハイパーハードボイルドグルメリポート

 

 

 

もの食う人びと (角川文庫)

もの食う人びと (角川文庫)

  • 作者:辺見 庸
  • 発売日: 1997/06/20
  • メディア: 文庫
 

 

 

タイトル:日経ビジネス 2020.08.10
発行元:日経BP