発行元:日経ナショナルジオグラフィック
まとめ
地球の屋根と言われているエベレストには、まだまだ、多くの謎が隠されているわけですよ。でも、個人的に一番謎なのは「なぜ、そんなに高い山に登るのか?」ってことですね。そして、自然の恵みを頼って生活している多くの人がいるわけですから、「自分だけがよければよい」という考えを改めなければならないってことですね。
この本を読んだ理由
月に1度は地球の自然について考えます
仕事に活かせるポイント
自分の仕事が、地球環境にどのような影響を与えているのか?を冷静に考えることですね。
目次
FEATURES
エベレスト 幻の初登頂
大河に迫る水の危機
氷の仏塔と気候変動
峡谷の村のユキヒョウ
世界一高い気候観測所
CORONAVIRUS
感染拡大に備えるナイロビ
見過ごされた警告
距離に戸惑う「新しい日常」
見直される手洗いの大切さ
感想
今月号の表紙は「エベレスト」。エドモンド・ヒラリー&テンジン・ノルゲイよりも先にエベレストを登頂したと言われているサンディ・アービンと、ジョージ・マロリーの遺体を、名残を探しにエベレストを捜索するという、探検の話がすごいな。ものすごい過酷な環境の中で捜索をしなければならないというプロジェクトと、そのものすごい過酷な環境の中で探検家の手伝いをするシェルパーたち。なんだろう?このギャップは。エベレストの初登頂を探るというミッションよりも、過酷な環境の中で生活をしている人々のたくましさに、感動してしまいましたわ。
過酷な環境の中で生活をしている人々といえば、シェルパ以外の人たちもいるわけですよ。そんな人々の生活が地球温暖化によって、脅かされている。彼の地で生活している人々が大量の温室効果ガスをだすわけではないのに。「自分だけがよければよい」という自己中心的な考え方が、地球を痛めつけていることを知らねばね。そんなヒマラヤに源流を持つインダス川も、河口の方に下れば下るほど、地域の人々のエゴによって、利用されて、環境が破壊されているんだよな。
「じゃあ、どうすればいいんだよ?」
環境を破壊することによって、農業や、近代化うぃおこなってきたちいきなんだよな。単純に辞めろということは、ニアリーイコールで「死ね」といっていることだから、ちゃんと代替案を出さないとダメなんだよな。そうなると、やはり、教育とマイクロファイナンスなんだろうな。環境を破壊してお金を稼ぐ方法以外を、きちんと知るようにするのが重要なんだよな。
そして「新型コロナウイルスに襲われた世界」ですね。この出来事は、100年後、歴史の1ページとして語られるのだろうな。そして、ここで紹介された写真は100年後のナショナルジオグラフィックでも、紹介されることになるんだろうな。
そんな今月号を読んでいたら、読みたくなった本はこれ。
タイトル:ナショナルジオグラフィック 日本版
発行元:日経ナショナルジオグラフィック