WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

ナショナルジオグラフィック日本版 2020年5月号

発行元:日経ナショナルジオグラフィック

 

 

まとめ

世界中から昆虫が消えているといいます。食物連鎖のなかで裾野の方にいる昆虫。動物の糞や、死骸を分解してくれる昆虫。果物の受粉にも活躍している昆虫。そんな昆虫が地球から消えつつあるという。我が家の近所は、虫が増えて、鳥が増えて、四つ足の哺乳類(狸とか、イタチとか、ハクビシンとか)が増えて大変なことになっているんですけれど。地球規模だと違うのね。

この本を読んだ理由

月に1度くらいは、地球の自然について考えないと

仕事に活かせるポイント

データをしっかりと見るってコトが重要ですね、やっぱ

目次

FEATURES
昆虫たちはどこに消えた?
自閉症を抱えて大人に
兆候を早く見つける
南米 大自然の贈り物
日本人とニホンザル
緑の草地へ続く道
PROOF
ハップルが見つめる宇宙
BIGIDEA
科学、未来へと続く道
EXPLORE
多彩な顔を持つ北極海の島
芸術を極める道具
エーゲ海の天然樹脂
THROUH THE LENS
祝賀行事の裏側で

感想

今月号のカバー特集は「昆虫たちはどこに消えた?」です。世界中から昆虫が消えているのだという。そして、消えている原因がわからないのだという。気候の変化かもしれないし、農薬かもしれないし、温暖化かもしれないし。食物連鎖の下位に存在する昆虫が消えてしまったら、上位にいる他の動物にも影響を受けること間違いなしだろうな。

 

そんな今月号で心に刺さった記事は「祝賀行事の裏側で」ですね。
これは、北朝鮮の記事です。北朝鮮のイベント取材をした写真。それもアメリカ人写真家が撮影した写真。海外の人が北朝鮮の地を踏むことは大変だし、されに写真を撮影することはもっと大変だし、さらにその写真家が敵性国家のアメリカのカメラマンだというのだから、大変だよね、と。そんな話や、「とはいえ、同じ人間だよ」と思えることや、「やっぱり全体主義国家だよな」と思えるところもある。ページ数も、写真カット数も少ない記事なのに、なぜか私の心に大きな印象を残してくれました。

 

 

ナショナル ジオグラフィック日本版 2020年5月号[雑誌]