著者:片岡巌
発行元:技術評論社
まとめ
PMBOKを持っているわけではないですが、定期的に読み直し、プロジェクトに臨む自分に気合いを入れ直しております。そのような使い方に最適ですね。プロジェクトを運営していく上で、気をつけなければならない点が簡潔にまとめられております。それも、図解されて。「あぁ、ここを気をつけなければな」というのがすぐにわかり、使いやすいですね。
この本を読んだ理由
また、大きな開発プロジェクトを率いることになりまして、そんな自分の気合いを入れ直すためです。
仕事に活かせるポイント
それはこの本すべてでしょう。49のプロセス群、そのすべてを理解することはなくても、立ち上げプロセス群、計画プロセス群、実行プロセス群、監視コントロールプロセス群、終結プロセス群に別れているということを知っておくだけでも良いですね。
目次
1章 プロジェクトの基本
2章 PMBOの基本
3章 10の知識エリア
4章 プロジェクトの立ち上げ
5章 プロジェクトの計画
6章 プロジェクトの実行
7章 プロジェクトの監視・コントロール
8章 プロジェクトの終結
9章 PMBOK第6版での主な変更点
感想
IT系、Web系の開発者にはバイブルであるPMBOK。そんなPMBOKの内容をわかりやすく教えてくれるのが本書。
ちなみに、私はPMBOKを保有してはいない。ちゃんとお勉強をして、取得した方がいいんだろうけれど、そんなお勉強をすることなく、今に至ってしまっています。
でもね、定期的に読み返していますよ。PMBOKの参考書だったり、解説書だったりしますが。
新たなプロジェクトを行う際に、じぶんの知識を確認し直すためにもね。
ということで、定期的に読み直しているのです。が、人は忘れる生き物ですね。”プロジェクトは①フェーズ、②フェーズゲート、③プロセス群/プロセスから成り立つ”と言われても「フェーズゲートってなんだっけ?」となってしまいましたよ。ちなみにフェーズゲートとは”プロジェクトのパフォーマンスと進捗、これまでのフェーズにおけるベネフィットを確認すること”だって。あぁ、よかった。次のフェーズに進む際に、承認を得なければならないっていうことですね。そして、フェーズとは”論理的に関連のあるプロジェクト活動の集まりであり、1つ以上の成果物の完了を持って終了すること”なので、それぞれのフェーズで成果物をちゃんと定義しないとダメだってコトだね。。
ほんと、定期的に読みこんで、頭の中の整理をしないとダメだね。とくに、私は開発やさんじゃないので。