著者:金子裕久
発行元:二玄社
まとめ
ふつーのクルマを普通に愛する、長く愛する。そんな人を紹介するエッセイも最終巻。自動車雑誌が今もこんな世界を持っていれば、ここまで衰退することもなかったんだろうな、と思ってしまう。スペックも必要だけれど、それ以上に必要なのは、愛なんだよな。
この本を読んだ理由
NAVIで連載されていたエッセイの中で、一番好きなエッセイの単行本ですからね。
仕事に活かせるポイント
それはなかった気がする
目次
第1章 長く乗り続けるのは、私のスタイル
第2章 よく走り、よく直し
第3章 他にはない1台
第4章 大好き、いつまでも
第5章 働き者が支えてくれる
感想
フィアット・ティーポや、シトロエン2CV、フィアット126といえば「自動車雑誌っぽいですね」というラインナップになりますが、ホンダ・シティカブリオレや、ホンダ・シビック25i、マツダ・ルーチェロイヤルクラシック、いすゞ・アスカLS2.0が並んでいたら「どこか、郊外の駐車場ですか?」と思ってしまいます。
そんな普通のクルマであっても、オーナーさんには様々な思いがあるんだよな。
その思いを掘り下げる。
あぁ、自分も、もっとクルマを愛してあげよう。
そんなほっこりした気分になれますね。