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マーケティング・ジャーニー 変容する世界で稼ぎ続ける羅針盤

著者:神田昌典
発行元:日経BP

 

まとめ

マーケティングは変化するという考え。言われてみるとその通りです。ステージは変化するのです。そして、変化するステージに対して、動き続けなければ、変化し続けなければならないのですね。

この本を読んだ理由

神田昌典さんの最新作と言うことで読みました。

仕事に活かせるポイント

マーケティング・ジャーニーという考え方ですよね。ステージによって、施策を考え直す。これ、重要かと。

目次

はじめに 変容する世界で稼ぎ続ける羅針盤
第1章 エリア①【市場】すでに日常にある、未来への突破口
第2章 エリア②【隙間】圧倒的に勝利する、隙間を探す決意
第3章 エリア③【顧客】顧客の痛みを感じなければ、道は閉ざされる
第4章 エリア④【着想】再現性のある着床力をマスターする
第5章 エリア⑤【調整】他者を巻き込み行動するために、チームを組む
第6章 エリア⑥【経済】予想可能な成長をもたらす、集客モデルを組み立てる
第7章 エリア⑦【協力】顧客を創造するために、仲間と約束する
第8章 エリア⑧【突破】事業成功は、社会建設へのアプローチ

感想

神田昌典さんは、この本を学生に向けて書いたのだという。マーケティング・ジャーニーを利用して、子供たちが、学校で何を経験・学習すれば良いのかを自ら見いだしていく上で、役にだつと信じているから、と。

 

実際、世の中は変わり続ける。その変わり続ける世の中にあわせて、マーケティングの施策は、変化し続けなければならないのだ。そして、変化が激しい状況であると、自分の居場所をみうしないがちになってしまう。

 

そこでマーケティング・ジャーニーであると。

 

市場/隙間/顧客/着想/調整/経済/協力/突破からなるマーケティング・ジャーニーは、施策を考え直す時に用いるのにもってこいです。

各章でいろいろと参考になることが書かれているのですが、そのなかでもエコチャンバーとKファクターという言葉が刺さりましたな。

 

エコチャンバーとは、SNSのような閉ざされた空間内で、同じ意見を言う者通しが寄り集まると、他の意見が聞こえなる状況を揶揄している言葉。

 

Kファクターとは既存顧客が紹介してくれた客がどれだけ成約に結びついているかを表す指標。

 

最新の情報を調べ続けるということは重要なことですな。

 

 

マーケティング・ジャーニー 変容する世界で稼ぎ続ける羅針盤

マーケティング・ジャーニー 変容する世界で稼ぎ続ける羅針盤

  • 作者:神田 昌典
  • 発売日: 2020/04/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)