発行元:日経BP
まとめ
みんなが「それはすごい」と最初から思うような企画は大成功しないってコトだよな。「ばかじゃないの?」というような企画が、新しい未来を切り開くわけですよ。よそ者と、若者と、馬鹿者が未来を切り開くって言うのと同じですな。
この本を読んだ理由
週1回の頭の整理
仕事に活かせるポイント
1週間という時間の中で、どれだけ仕事と関係ないことを考える時間を獲得することができるのか? いや、違うな。無理にでも、時間を確保しなければいけないのだな。仕事とは関係の無いことを考える時間を。そこが伸びしろとなるのだ。
感想
今週号の特集は「ウソかマコトか 世界のヤバい研究 変人が真の革新を生む」ですな。いろんなものが、いろんなきっかけで生まれるわけですよ、と。なので、無駄をなくしていくばかりだとだめだよね、と。そんなことをしちゃうと、脳波計もうまれ無かったし、コーンフレークも生まれなかっただろうし、交流電流も、窒素肥料も生まれなかっただろうと。偶然の産物で生まれた、と言われてしまうとその通りだけれど、遊びがあったからいろんなモノが生まれたんだよね。
だから、1週間という時間の中で、どれだけ仕事と関係ないことを考える時間を獲得することができるのか? ということが重要なんだな。いや、違うな。無理にでも、時間を確保しなければいけないのだな。仕事とは関係の無いことを考える時間を。そこが伸びしろとなるのだ。
さぁ、いろいろと考えよう。
で、今週号で、他に面白かった記事。
「コロナショック 米国は最大5兆円超、イタリアは移動制限 日本の対策は十分か」
集団免疫でもなければ、封鎖でもない。クラスターを潰していくという方法。こんなの「自粛」という一言で国民が言うことを聞く日本でしか成り立たないだろうけれど、なんだか、正しい気がする。しかし、これ、ワクチンや、特効薬が発見されてふつーの病気になったら、その瞬間に株が暴騰するよな。ここまで金融緩和してしまうと。
「中国・吉利が衛星事業参入 クルマと宇宙が急接近」
自動車メーカーが宇宙関連技術を活用する動きとなっていると。なんでか? それは自動運転のための情報を自社で、より多く取得するための方法だという。そんなわけで吉利が衛星事業参入。日本もトヨタの子会社TRI-ADが25cm制度の智頭作りに成功しているという。これは業務提携先のアメリカのマクサー・テクノロジーズが持つ技術を利用しているのだという。三菱自動車はゲルヒンとスカパーJASTと連携しているのだという。
「新規事業を成功させるには 米スタンフォード大学経営大学院教授 チャールズ・オライリー」
事業を育成するためには3つの手順が必要。それは①アイディアの着想②少人数のチームによる規律ある事業育成③量産化。
そんな今週号を読んでいて読みたくなった本。