発行元:三栄書房
まとめ
ヤバイ。カッコいい。カッコいい。カッコいい。知られて入るのだけれど、あまり話題に上がっていないのが不思議ですが、フェアレディZって、今もその名前が残り続けるスポーツカーなんだよ。GT-Rはスカイラインと違う世界に行っちゃったいまだからこそ、このレーシングオンのようにZを取り上げるべきなのだ。
この本を読んだ理由
表紙にうつるS30とZ32のかっこよさにやられました。
感想
フェアレディZ。Z-Car。現存する日本車のスポーツカーのなかで、一番古い歴史を持つ1台。日本で生まれ、アメリカで認められたスポーツカー。その歴史を語り始めたら何文字あっても足りないほどだ。この本はレーシングオンなので、レースで活躍したZにスポットライトを当ている。
フェアレディZのレースでの歴史といえばS30で参戦したサファリラリーが当然のようにメインになるけれど、それ以外にもル・マンに挑戦した240Zや、BREが手がけた240Zも紹介されている。
そこまでは予想していた。ピート・ブロックと柳田春人は出てくるだろう、と。
この本、それだけでなかったの。ポール・ニューマンとS130や、IMSAで活躍したZ32まで登場しているのだ。クレイトン・カンニガム率いるカンニガム・レーシングがIMSAのGTOクラスに参戦するために作り上げたマシンが、その歴史とともに紹介されているのだ。
いやー超カッコいい。スープラや、GT-Rよりも、Zだよ、Z。