WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

日経ビジネス 2019.12.16

発行元:日経BP

 

まとめ

謝罪の流儀が変わった。謝る企業や政治家、団体と消費者の間に存在していたメディアが力を失ったんだよな。力を失ったのではなく、昔から力がなかったけど、それがバレなかった。いまやネットのおかげで嘘がつけなくなったということなんだろうな。

 

この本を読んだ理由

週に一度のアタマの整理

感想

今週号の特集は「謝罪の流儀 平成までの謝り方は通用しない」ですな。
謝罪する対象と消費者の間に存在していたマスコミが力も知識も実はなかったってことなんだろうな。バレちゃった。SNSがあるので、メディアを通さずに情報のやり取りできるようになったし、メディア出てくるコメンテーター以上に詳しい専門家がSNSでその実情を教えてくれたりするからね。


ちなみに謝罪会見やりがちな6大NGが遅れる、逃げる、嘘、隠蔽、小出し、開き直りなんだとな。そして、謝罪会見が生配信になりつつある今、重要なのは、この5個なんだとな。

1 誠心誠意の謝罪をすべし
2 会見の長時間対策を徹底せよ
3 関係者と事実関係を事前に確認すべし
4 登壇者は事象の理解に深めよ
5 自社サイトでも配信すべし

 

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そんな今週号を読んでいたら、読みたくなった本。

 

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  • 出版社/メーカー: 日経BP
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