WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

日経ビジネス 2019.12.09

発行元:日経BP

 

まとめ

100年後も強い企業といってもなぁ。いままでの100年とこれからの100年だと進化のスピード違うしな。変化についていけなかった既存ビジネスは淘汰される運命にあるのだから、そのスピードに負けないように新ビジネスを生み続けるだけでは?

 

この本を読んだ理由

週に一度のアタマの整理

 

感想

今週号の大特集は「100年後も強い企業 未来予測から考える新・長寿法」ですな。いやーいままでの100年とこれからの100年とでは進化のスピードが違うんだから、なかなか難しいお題なのでは?10年も経たずにビジネスモデルが古くなる時代だよ。既存のビジネスが古くなる前に新しいビジネスを見つけ出す、生み出す。これを続けるだけでは?

 

そんな今週号で他に面白かった記事はこれ。

 

多弱野党解消への動きは本物か
偽物でしょうなぁ。野党は批判しかしないのだもの。それも多様な批判ではない。原理主義的な批判。違いを許さない。政治とは妥協を見つけること。絡み合う権利関係の中から落としどころを見つけること。原理主義は落としどころを見つけるのではなく、違う意見の抹殺だから、そもそも無理。

 

楽天の携帯事業参入が後押し ドコモ、アマゾン協業の裏事情
つまりはコンテンツってことだよな。魅力的なコンテンツがあればユーザーを囲い込める。コンテンツはマンガや、動画だけではない。買い物や、支払い方法もコンテンツなのだ。ハコやインフラを握る会社が勝者になるという時代は、案外早く終わりましたな。

 

忘年会シーズン、無断キャンセルにITで対抗 世論追い風 泣き寝入りせず
なんで、予約時にクレジットカード番号を聴かないんだろうね? そんなサービスを提供するテーブルチェックという会社があるのだと。予約時にクレジットカード情報を入力させるとバックレはなくなったけど、予約自体が減ったと書いてあるけど、そういう人は客にしちゃダメな人なんじゃね?


デジタル改革、7つの間違い デジタル化はあくまで手段だ
そりゃそーだ。でも、世の中にある多くの会社は間違ってますよ。ちなみに7つの間違いはこれ。

  1. 「デジタル化のためのデジタル化」に集中
  2. 変革した内容でなく変革した企業に注目してしまう
  3. 変革の担い手を選び間違える
  4. 戦略と計画時間をかけ、目的と素早さを軽視
  5. サイロ内での変革に終止する
  6. 組織文化の変革が不十分
  7. デジタルスキル向上に投資しない

4以外はすごく納得。4も半分納得なんだけどね。素早さ重視で、戦略と計画立てないと、目的がもっとおかしなことになるから。

 

そんな今週号を読んでいたら、読みたくなった本はこれ。

 

誰が科学を殺すのか 科学技術立国「崩壊」の衝撃

誰が科学を殺すのか 科学技術立国「崩壊」の衝撃

 

 

 

科学者が消える: ノーベル賞が取れなくなる日本

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科学立国の危機: 失速する日本の研究力

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ネイチャーへの論文投稿数やらなんやら感やらというよりも、科学よりもお気持ちと政治的思想を優先させるようになってしまったからだと思うんだよなぁ。