まとめ
やはり、プロレスラーというのは存在しているだけで他人を圧倒させる存在感が必要なんだよな。そして、その存在感を作り出す源泉といったら、めしと練習なんだよな。そして、山本小鉄さん、やっぱりすげーよ。
この本を読んだ目的
身体を鍛えながら美味しいご飯を食べたい。いやいや、美味しいご飯を食べるんだから、身体を鍛え上げたい。いろんな考えがせめぎあっていましたが、昭和と平成初期のプロレスラーが大好きなワタシは避けて通れないわけですよ、やはり。
目次
小橋建太 闘病を支えた「妻のポテトサラダ」
中西学 最強のための朝食「モンスターモーニング」
鈴木みのる 世界一性格が悪い男が愛する「鶏の唐揚マヨネーズ和え」
ブル中野 飽きるほど食べた「紅しょうがごはん」
前田日明 永遠にイッキ飲みした「ロシアンウオッカ」
越中詩郎 ジャイアント馬場と食べた「フィレオフィッシュ」
長与千種 食べるほどに口ご麻痺する「タバスコめし」
オカダ・カズチカ 新日本に新時代を築いたレスラーと「吉野家の牛丼」
藤原喜明 組長が語る「一番酒が強かったレスラー」
長州力 孤高の革命戦士が愛する「泡盛のコーヒー割り」
ダンプ松本 骨まできれいに食べた「フライドチキン」
武藤敬司 主のいぬ間に痛飲した「坂口征二の高級ワイン」
天龍源一郎 幾多のレスラーとファンを酔わせた「天龍カクテル」
小林邦昭×獣神サンダー・ライガー 新日本プロレスの「道場めし」
感想
プロレスラーとは超人なのである。誰よりも大きな身体で、飛んだり跳ねたり、技を受けたり。
人間離れをした、という形容詞がぴったりな人たちなのである。
そんな人間離れした肉体を作り上げるヒミツに迫ったのが、この一冊。ひたすらコメを食べて、ひたすら運動して、ひてすら休む。そうやって身体を作ってきたレスラーもいれば、作りたい身体から逆算して食事をとり、身体を作り上げるレスラーもいる。
どっちがいい・悪いはないんだよな。食べることがトレーニング。しっかり食べて鍛えれば、一般人だからといって残念な体型にならないで済む。
やはり、すげーよ。プロレスラーって。
そして、ブル中野はほんとにすごいよ。