発行元:日経BP
まとめ
50代問題、それはバブル期の大量一括採用者だから問題になっているのではないと思うぞ。50代といったら、江戸の昔から、いや、もっと昔から、人生逃げ切り、余力で生きる世代なんだよな。新たなチャレンジするよりも、惰性で残りの人生を過ごしたい。ちょっと前まで50代はマジョリティではなかったけど、いまはマジョリティになってめだっているだけかと。
この本を読んだ目的
週に一度の頭の整理ですね。
感想
今週号の大特集は「トヨタも悩む 新50代問題 もうリストラでは解決できない」ですな。
50代といったら、江戸の昔から、いや、もっと昔から、人生逃げ切り、余力で生きる世代なんだよな。新たなチャレンジするよりも、惰性で残りの人生を過ごしたい。ちょっと前まで50代はマジョリティではなかったけど、いまはマジョリティになってめだっているだけかと。
それに、今の50代が会社に入社した30年前なんて、総合職と一般職に分かれて採用されたじだいで、総合職なんて意味のわからないジョブローテーションでスキルを積んでは、崩し、積んでは、崩すという賽の河原のようなことをずっとやり続けていたわけで。専門スキルは、なにも見についていないけど、社内政治力だけはみについてるしな。
まぁ、こんなこと言ってるワタシも、十年後「使えない50代」と言われないように、頑張ろう。APU学長の出口治明さんが言うように「人、本、旅」で、学び続けよう。
で、他に面白かった記事。
「ファーストリテイリング柳井正氏の怒り このままでは日本は滅びる」
吠えてますなぁ。柳井さんを嫌いな人がたくさんいるけど、もはや、高度経済成長時代の社会構造には戻れないんだから。変化する社会を受け入れて、自分がかわらないとな。
「日産が金型レスの加工技術 車も多品種少量時代に」
ポルシェは旧型車のパーツを3Dプリンターで製造することにしたけれど、日産は「対抗式ダイレス成形」という方法で対応するとな。金型を使わずにボディ部品を加工できるのだと。大量生産には向かないけれど、少量生産には向くわけでね。基本骨格は工場で大量生産するけど、ボディはオートクチュールのようにオーダーメイドという20世紀初頭の自動車業界のようになりそうですな。
「富裕税を認め始めた経済学」
富裕税、資産税、いいですね。ピケティの世界ですね。バーニー・サンダースですね。資産税をアメリカ在住の人間と、アメリカの銀行口座にかけたら中国がすげー怒るだろーな。稼ぎ続ける力がある人にはあまり影響を与えることはないけど、金利で生活している人には辛い税金だからな。でも、たからこそ、格差が是正されるかと。あとは、日本では受け入れられないだろーな。野党がすげー反対する。大企業だけ、でないからね。日本では老人世代が一番金持ってるんだから。日本の野党はソコが支持母体だからね。
今週号を読んでいたら、読みたくなった本はこれ。
Multilingual Experience 外国人戦略のためのWEB多言語化
- 作者: 上森久之
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- 発売日: 2019/09/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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自分が欲しいものだけ創る! スープストックトーキョーを生んだ『直感と共感』のスマイルズ流マーケティング
- 作者: 野崎亙
- 出版社/メーカー: 日経BP
- 発売日: 2019/10/10
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