まとめ
平成から令和に。いろんなまとめ本がありますが、建築というククリでまとめているのはこの本だけかと。平成30年間。失われた30年なんて言われていますが、大災害がたくさんあった時代なんですよね。建築にインパクトを与えたといえば、阪神大震災と東日本大震災。震災はもちろん建築に与えたインパクト大なわけであってね。バブルの崩壊から始まった平成は、建築物においても、大きな時代の転換点だったんだよな。
この本を読んだ目的
わたし、結構建築が好きなんですよ。江戸東京たてもの園とか、お気に入りの場所ですしね。シカゴではフランク・ロイド・ライトのアトリエにも行ったくらいですから。そりゃ、読みますよね。
目次
プロローグ 平成全社
1 災害・事件・社会編
2 建築デザイン編
感想
平成から令和に。時代の流れはとても早いわけですよ。この30年間で何があったのか?大喪の礼の時、コンビニが休業していたのは覚えているけれど、それ以外のことは、あまり覚えていない。
そんな記憶を揺さぶってくれるのが、この本です。
そうだった。
東京駅がリニューアルしたのも、平成のお話だった。てか、リニューアルしたんだよね。そのすぐ近くで働いているのにも関わらず、忘れていましたわ。公示をしていたことは覚えているけれどね。
横浜の大桟橋も、平成に誕生した建造物なんだな。六本木ミッドタウンも、表参道ヒルズも。
忘れてしまったことがいっぱいある。
そして、平成の30年間は大災害の連続だった。
阪神大震災や、東日本大震災が建築デザインに与えた影響は大きかったんだよな。
そして、平成の時代で明らかになったのは、超高層ビルのメンテナンスと、解体工事。
赤坂プリンスホテルの解体工事もしっかりと掲載されているのが好感触ですな。しかし、どーすんだろうな。タワマンや、超高層ビルのメンテナンスや、解体って。それが令和時代の課題になるんだろうな。