WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

日経ビジネス 2019.09.02

発行元:日経BP

 

まとめ

日本の不動産は、バブルだとおと思いますよ。インバウンドだって、いつまでも続くわけないので。それにしてもアパホテルの会長な切れ者だな。立ち位置を決めて、ブレずに攻めることのできる会社は強い。

 

この本を読んだ目的

幅広く情報を仕入れて、学ぶ。そのためには日経ビジネスを読むのが一番ですな。フローの知識と、ストックの知識、その両方が鍛えられます。

 

感想

今週号の大特集は「不動産まだ上がるか 活況の最前線で見たリアル」ですね。いやー、流石にバブルでしょう。インバウンドったって、限界がある。今度のバブル崩壊の、インパクトはでかそうだなぁ。

そして、アパホテル。銀行から融資を受けるのは稀で、ほぼ自己資金で建築する。稼働率を何よりも重要視して、施策を考える。東京にいると、あっちこっちにアパホテルがあるように見えるけれど、実は範囲が限られている。ホテルに預金をするという、アパホテル会長の考え方がすごい。

 

その他に面白かった記事。

 

「新社長はコンサル出身の54歳 ドン・キホーテ、維持できるか破天荒経営」
ドン・キホーテを運営狡パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの新社長は吉田直樹専務。吉田専務は元マッキンゼーのコンサルだとな。そんな経歴の人がドン・キホーテを運営できるのか?という記事ですが、コンサルからいきなりやってきたわけではないので、ダイジョブかと。それよりも低価格路線はどこまで維持ができるのだろうか?そっちのほうが気になる。安さを求めドンキに来ていたお客様ですから、そりゃ、値段にはセンシティブでしょう。

 

「独バイエルが見誤った訴訟リスク」
世界中からフルボッコを食らっているモンサントを買収したバイエル。カリフォルニアで賠償命令が出て賠償金が一兆円を超える見方があるんだとか。ひえー。モンサントをかったつけですな。というだけでなく、モンサントの技術がNGになると、世界の食料事情が大きく変わるんだろうな、と。

 

「景気後退をもたらす供給ショック」
これからやってくる不況は供給の落ち込みで生まれるものだという。需要の落ち込みではなく。いわゆるスタフグレーションですな。そうなると、金融緩和はきかないとな。さぁ、1970年代の世界経済を学び直そう。


そんな今週号を読んでいたら、読みたくなった本。

 

緋の河

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ペニスカッター:性同一性障害を救った医師の物語

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