WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

日経ビジネス 2019.06.10


発行元:日経BP

 

感想

今週号の特集は「知られざる実像 同族経営ですね。いま、LIXILで話題になってますものね。しかし、創業者ならまだしも、創業家が上場企業の経営を握るって、どーなんですかね。ファミリー企業だから長期的な視点に立って経営できるというのではないと思うのよね。長期的な視点に立ちたいなら上場をやめればいいと思うのだけどね。そして、サントリーや、カシオ、森ビル、小林製薬などなどが出てくる特集ですが、スズキがでてこないのよね。婿養子は経営成績が良好と言っているのなら、婿養子で会社がでかくなったスズキを取り上げなければ。息子は選べんが、婿は選べるんだよな。女系家族で婿養子が多い我が家は、まさにそれを感じますね。婿さんだから、遠慮するし、自制するしな。おっと、話ずれたね。

 

で、他に面白かった記事。

 

「みすぼFG、メガバンクで初めて容認 副業解禁、銀行人材の流動化へ」
むむむ。銀行でも副業解禁だなんて。もう、どこの世界であっても、終身雇用はないんだろーな。そして、減点法で評価されることの多い銀行、副業で成功できるような人材はいるのだろうか?

 

「米中摩擦、アジアに漁夫の利」
中国からの輸入品に関税がかかるようになるので、アメリカへの輸出が生命線の企業の中国脱出がはじまっているとな。その行き先はタイをはじめとしたアジア諸国なんだとな。人件費高騰で中国からの脱出を考えていた企業にとって、関税アップが背中を押した感じになりましたね。まぁ、中国は内需がものすごくあるから、工場の脱出はなんとかなりそうだけどね。それよりも、香港でもデモの弾圧のほうがヤバイよね。香港という緩衝地帯がなくなったら、どうなるか心配。