WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

Tipo 2019.2

発行元:ネコ・パブリッシング

 

感想

大特集は「真冬なのに?いやいやまふゆだからこそ!いつでもオープンで突っ走れ!」ですな。似たような特集はCGや、NAVIカーズでも行うけれど、Tipoのほうが面白い。なんだろう。この節操の無さ。「クルマを楽しんだものが勝ちじゃないか!クルマは楽しければ、それでいいじゃないか!」という割り切りがいいんだな。スペックとか、テストとか、どーでもいいんだよな。てか、「オープンカーを楽しむ」という軸で集められた世界、比較テストなんてできないって。

 

個人的に何が良いって、この特集で紹介されている「びっくり系」のクルマが良いんだよ。

 

キューベルワーゲン
シュビムワーゲン
・くろがね四軌
・三菱ジープJ59
モーガンロードスター


「くろがね四起」搬入編


三菱ジープ J59 フルレストア車両

 


SCC 2009 VW 166


Morgan Roadster 3.7 Test Drive

 

 

このセンスが素晴らしいよなwもちろん、ロードスターとか、スーパーセブンとか、アストンマーチンとか、ランボルギーニのオープンモデルも紹介しているけれどね。

 

あとは、A110ではないアルピーヌの特集がよかった「After A110 Before A110」。伝説の名車と、その復活の間に存在していたマニアックモデルの特集が良い。誰得って話だけれどね。A310、V6 TURBO、V6 TURBO LE MANS、A610だものな。すごいよな。多くの自動車雑誌がA110に目が向いているのに、そこを避けて違うところを見ているのだもの。


Renault Alpine A310 : la conduite

 

そして、そんな今月号を読んでいたら、フェアレディZが欲しくなった。

カッコいいじゃないか!Z。GT-Rでもないし、スープラでも、NSXでもない。大排気量NAの2ドアクーペ。そしてFR。武闘派のNISMOではなく、ノーマルのZをアメ車のように乗り回したいな。

自動車雑誌って、やっぱり、偏愛主義なんだよな。

だから面白いんだよ。

 

 

 

Tipo (ティーポ) 2019年2月号 Vol.356

Tipo (ティーポ) 2019年2月号 Vol.356