著者:ディブ・ブルーム
発行元:図書印刷株式会社
目次
自分だけのウイスキーを見つけよう
第1章 ウイスキーをたのしむ心得
第2章 ウイスキーが紡ぐ歴史を旅する
第3章 ウイスキーの基礎知識を学ぶ
第4章 ミキシングで始めるテイスティング
第5章 ウイスキーをテイスティングする
第6章 カクテルでさらにたのしむ
感想
なかなかマニアックな本ですね。ウイスキーの歴史とたのしみ方を紹介した本なのですけれどね、アイリッシュ・スコッチ・アメリカン・カナディアン・ジャパニーズ、各地の有名ウイスキーをテイスティング下情報が紹介されているんですけれどね、そのテイスティングの仕方が、素敵すぎるのです。
ウイスキーをストレートで試飲した印象にはじまり、ウイスキーにソーダ水、ジンジャー・エール、コーラ、ココナッツ・ウォーター、緑茶をミキシングした、それぞれの味わいと5段階でのスコアが記載されている。
テイスティングしてスコアリングは良いのですけれど、ジンジャー・エール、コーラ、ココナッツ・ウォーター、緑茶をミキシングするなんて。ウイスキーはストレートか、水割りか、ソーダ割りくらいだと思うんだけれどな。コーラで割るときもないけれど、それは美味しくないウイスキーの味をごまかすときだけだもの。
そういうワタシの考えが浅はかだったということが、よくわかる本でしたわ。ソーダ水で割って「美味しくないなぁ。。。臭いがなぁ。。。」というウィスキーはコーラや、ココナッツ・ウォーターで割ると良いんだとな。
まだまだ知らないウィスキーが紹介されていたりするわけですが、自宅で飲むんだったら、お気に入りのウイスキーにしたいわけですよね。あまり、冒険はしたくない。お店で飲んで「うまいね」というウィスキーのボトルを入れたい。
フロム・ザ・バレルや、ニッカ・カフェ・グレーンなど、愛飲しているウィスキーが紹介されているのは嬉しいですな。ウイスキー紹介系の書籍で、ジャパニーズ・ウイスキーとしてフロム・ザ・バレルや、ニッカ・カフェ・グレーンが紹介されているのも、この本のすごいところだな。マニアックと言うか、なんというか。
そんな素敵な本ですな。
ウイスキーバイブル 本当のたのしみ方を知りたくなったら、この本からはじめよう
- 作者: デイヴ・ブルーム,鈴木隆行
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2018/07/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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