WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

National Geographic 2019.2

発行元:日経ナショナルジオグラフィック

 

目次

FEATURES
ウユニ塩原加速するリチウム開発
少し大人のシリコンバレー
生けにえの子どもたち
カンガルーは害獣?
仮面と仮想の祝祭
PROOF
雲を操る魔術師
EXPLORE
森の三重苦
クワガタの後尾事情
大統領の養蜂家
グンカンドリの求愛
THROUGH THE LENS
海から取り戻した写真

 

感想

表紙からインパクトありますね。ウユニ塩湖の空撮ですね。リチウムイオンバッテリーには不可欠なリチウム。その世界最大級の生産地だからね。電気自動車が世の中のメインになれば、そりゃ、ウユニ塩湖は二十世紀のアラブのようになるだろうね。

しかし、全個体電池が主流になったら、どーなんだろ?そりゃ、リチウムは必要だろけど、今のリチウムイオン電池ほど大量の電池はいらなくなるんじゃなかろうかね。

そんなことを考えた「ウユニ塩原加速するリチウム開発」。金銭的に豊かになるということで、豊かな自然を失おうとしているのは、いかがなものかね。

 

で「カンガルーは害獣?」。いや、害獣じゃなかろうと思うのですがね。数が増え過ぎちゃったというのもあるだろうけど。数が多すぎるから駆除するというのもあるけど、なんだか、カンガルーが可愛そうな気がまするわけですよ。この感覚てのは日本人がクジラをとってるのは可愛そうだね、的な話とおなじなんだろうな。

 

で、「生けにえの子どもたち」。南米ペルーに存在していたチムー帝国。その跡地というか遺跡から子どもたちの遺骨と、リャマの骨が大量に見つかった、と。子どもたちはエルニーニョによる異常気象をおさめるために生贄にされたとな。エルニーニョラニーニャ。それがもたらす気候変動を我々は知っていますが、そんな仕組みを知らなければ、そりゃ、神様がお怒りになったと思うわね。

 


【ウユニ塩湖で】Hand in Hand 踊ってみた【みこ】Miko Dance in Salar de Uyuni