WEB銭の読書やグラベルロードのメモなど

マンガ「グラゼニ」が大好きな、ウェブ系の何でも屋さんが綴る、仕事とか、読んだ本のこととか、日常とか、世の中に関する忘備録。

ビジネスフレームワーク図鑑

著者:株式会社アンド
発行元:翔泳社

 

目次


序章 フレームワークを活用するために
第1章 問題・課題を発見する
第2章 市場を分析する
第3章 課題解決のためのアイディアを練る
第4章 戦略を立案する
第5章 業務を改善する
第6章 組織をマネジメントする
第7章 他者に伝える・共有する

 

感想

 

ある程度、経験を積んできたコンサルタントや、ソリューション営業マン、そしてマネジメント職な方々にとっては、あまり新しいことは書かれていないと思う。逆に、この本に書かれていることが「え!そうだったんだ!」と感じるようではやばい。

 

でもね、だからといってこの本を読まないとか、この本の意味がないとか思ってはだめなのです。

 

世の中にはものすごくたくさんのフレームワークがあります。先人たちの努力の賜物ですね。これらを使うことで、様々な課題や問題をきれいにわかりやすく整理することができるのです。

でもですね、もしかするとワタシの読書量が少なかっただけなのかもしれませんが、たくさんあるフレームワークを、それぞれの目的ごとに分類してある書籍って、いままでなかったと思うのですよ。

 

これがあると何が便利か?

 

新卒1年生の方々に対して、「いまは市場の分析フェーズなんだから、〇〇を▲▲で…」と説明するだけで、あとはいそいそと、この本の中から最適であろうと思われるフレームワークを自分で探し出してくるようになるわけですよ。

 

それが適切なのかどーかは、ワタシがレビューするときに判断しますが。

 

さすがに、「おまえ、これ使って考えろ!」とかまでやっちゃうと、考えることを放棄しちゃうことになりますしね。

 

ということで、この本は、通常業務をこなしながら、新人君たちの教育と、仮免許練習につきあわされるワタシのようなおじさんには最適な本だったりしますね。

 

ビジネスフレームワーク図鑑 すぐ使える問題解決・アイデア発想ツール70

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