発行元:日経BP
感想
大特集は「哀しき年収1000万円世帯 勝ち組か貧乏か」。
ナンダカンダで手取りが減っているのと、物価が上がってるから、お金たくさんもらった気になれないのよね。
で、そんの愚痴を言わずに、もっともっと稼げるスキルを身に着けよう。何しろ、年金もらえるのが75 とかになりそうだからww 稼ぎ続けるスキルが必要。
それにしても、皆様、すげー高額な住宅ローンを、すげー長期で借りているのね。
で、そんな今週号で他に面白かった記事。
「ウォルマートが、アマゾンに逆襲 ネットとリアル、融合で突破口」
これ真似する日本企業が出てきそうだなぁ。ネットで注文して、ウォルマートの実店舗で商品をうけとる「ウォルマートグローサリー」て、サービスが人気なんだと。ネットで注文してから2〜4時間以降に店舗の駐車場などで商品を受け取るのだと。これ、宅配便のサービスがそれほどきめ細やかでなく、各店舗が驚くほどに広いけれど、店舗のカバーエリアが驚くほど広いけど、店舗数は少ないアメリカでないと、成り立たないよね。日本だったら、4時間も待つのであれば、隣町のヨーカドーでも、イオンモールにでも行って、買い物して、お茶飲んで帰ってこれるものな。
「ゴーン氏逮捕で視えた 日産に巣食う本当の危うさ」
ゴーンさんが来なければ、日産は倒産していたんだよな。労組が強かったんだよな。塩路一郎という労組のトップがいたんだよな。経営にまで口を出す労組。そりゃ、いまから30年前の出来事だけどね。でも、そんな時代に銀座の自動車会社に入社して来たのが、今の日産の経営陣なんだよな。ゴーンさんは独裁者だったかも知れないが、ゴーンさんがいなければ日産は潰れていたし、今の日産でゴーンさん並に経営の舵が取れる人がいるとは思えない。
「プロ経営者の活用、なお不透明 RIZAP、いばらの道はこれから」
負ののれん代で利益をかさ上げしてきたのだと。18年3月期では負ののれん益が営業利益の54%を〆ていたのだと。そして、本業で稼ぐキャッシュフローはわずか8800万円立ったんだとな。
元カルビーの松本さんばかりにスポットが当てられているけれど、ミドル層以下だって、コミットな経営者に惹かれて会社に入った人も多いわけでね。ホントに社長の人柄に惹かれての入社なら良いけど、年収にだけ惹かれていた人は、これをキッカケに会社を辞めるだろうな。
「連載企画 前例のない場所へ。vol.4 エネルギー・環境 芙蓉リースは、リース会社として日本ではじめてのRE100に加盟」
いやーこの記事広告はダメだろう。ブランド価値激落ちだよ。宮城県刈田郡の七ケ宿太陽光発電所の事例が紹介されてるのだけれど、野山を切り開くメガソーラーが問題視されて来ているこの時期に、まさにそんなメガソーラーの話ししちゃ、ダメだろう。まだ、ゴルフ場の跡地とか、耕作放棄地とか、潰れたスキー場ならまだしも、これ、完全に山を切り拓いてるでないの。復興の手助けとか言っても、これはないだろう。宮城県刈田郡って、蔵王の麓で、震災とかあまり関係なさそうな場所だよ、そもそも。
「戦うことが一番大切 ファナック会長兼ねCEO 稲葉善治」
すごい。ファナックのCEOがインタビューにこたえている。これだけでもビックリだけれども、ファナックがトヨタと取引を開始するという話もあるのだと。取引ないことで有名だったのに。
そんな今週号を読んでいたら、こんな本を読みたくなりましたな。
- 作者: エーリッヒ・フロム,日高六郎
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1952/01/01
- メディア: 単行本
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- 作者: オルテガ・イガセット,Ortega y Gasset,神吉敬三
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1995/06/01
- メディア: 文庫
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