著者:清水浩史
発行元:草思社
目次
はじめに
青森→函館
大洗→苫小牧
敦賀→苫小牧東港
和歌山→徳島
神戸→小豆島(坂手)
神戸→新居浜
直島(宮浦)→宇野
柳井→松山
徳山→竹田津
臼杵→八幡浜
宿毛→佐伯
博多→対馬(厳原)
鹿児島→桜島
奄美大島(名瀬)→鹿児島
おわりに
感想
高速道路網が発達し、新幹線も北海道や九州にもある今、フェリーの航路は大きく減ってしまいました。個人的には大好きな宮崎川崎の航路もなくなってしまったわけで。
でも、島国ニッポンなわけで、まだまだ数多くのフェリー航路が残っている。そんなフェリー航路のなかから午前0時を超えた航海を行う航路を選び、旅した本。
驚いたのは瀬戸内に短いながらも深夜に運行する航路があるということ。ベネッセハウスがある直島行の深夜航路があるのね。そんな夜中に草間彌生のカボチャ見てどーするのだろう?と思いきや、そうでなかったのね。直島の工場で、三交代制で働いている人々のための船なのね。
飛行機や、新幹線よりもゆっくりとゆったりと移動できるフェリーでの旅。大洗→苫小牧とか良いよな。深夜便は乗ったことないけれど。
トラックがメインの深夜便のフェリー。フェリーに乗っている間はドライバーが休めると言うことでフェリーが見直されているという。
そんなことよりも、私にとってはゆったりとゆっくりと旅ができる、あの空間が好きだね。