発行元:日経BP社
感想
大特集は「すごい生産性アップ 人を動かす科学と技術」。個人的に生産性アップって、仕組みよりも個人んいよってしまう気がするんだよね。個人の期の持ちようで大きく変わるし、できる個人が「この組織使えねーな」っていうことに気がついたら、その組織から消えていくわけだしね。
で、そんな今週号で気になった記事。
「越後屋から考える日本型百貨店の終焉」
少なくとも80年代まで、百貨店というのは楽しい場所だったんだよな。ディズニーランド的なアミューズメント施設だった。1日遊べた。気がつけばそんなことはなくなってしまった。「買い物をする必要がなくても行っていた場所」から「買うものがある時だけ足を運ぶ場所」となってしまったのがだめになった理由かと。
「経団連会長の就活ルール廃止宣言 日本型雇用慣行崩壊の号砲か」
新卒の一括採用なんて辞めてしまえばいいんだ。でも、「新卒ブランド」がなくなると、できる学生さんと、どうでない学生さんのギャップはどんどんどんどん広がっていくんだろうな。Fランとかそういうレベルじゃなくとも、就職先がたくさん見つかる学生と、そうじゃない学生に分かれるんだろうな。そして一番困るのは、新卒一括採用が前提で仕組みが成り立っている官公庁だろうな。
「スルガ銀行不正融資、組織的と認定 ブラック化した地銀優等生の内実」
カネ余りの一方で法人融資が伸び悩む中、アパートローンに傾斜する動きに金融庁や日銀が警笛を鳴らしたことで融資の伸びは鈍化しているんだって。おやおやアパート建設のあの会社や、サブリースで有名なあの会社の業績が伸びているのですけれどね。これって、どういうことなんでしょうかね。
「セブン銀行が新サービス キャッシュレス時代のATM模索」
銀行のATMで電子マネーに入金ができても、あまり意味ないだろうと思ったら、キモは「入金」ではなく「出金」だったのね。買い物をして、返品をしたときに、代金を返却するときにATMを使う。これは盲点だった。そして、便利だ。
で。そんな今週号を読んでいたら、読みたくなった本。
子育て経営学 気鋭のビジネスリーダーたちはわが子をどう育てているのか
- 作者: 宮本恵理子
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2018/08/08
- メディア: 単行本
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