著者:上野千鶴
発行元:インプレス
目次
Chapter 1 準備
Chapter 2 リード獲得
Chapter 3 育成と判定
Chapter 4 営業と販売
Chapter 5 拡大
感想
インプレスの「大全」シリーズ。
その分野に関する話を網羅的に紹介してくれる素敵な1冊。門外漢であれば、この1冊をよむだけで、かなり専門家チックに語れるようになります。
そんな本書は「リードビジネス」についての大全。
また、マニアックな。
著者はリードビジネスを
自社が接点を持った個人を「リード」(見込み顧客)としてコミュニケーションし、成約・販売を目指す手法
と定義しています。
マーケティングコンサルタントである著者が、その経験値から導き出した86の手法をしっかりと教えてくれる、かなり素敵な1冊です。
が、3分の2くらいはフツーのことが書いてあります。
「え!フツーのことかよ」なんて思わないでくださいね。
多くの会社はフツーのことはフツーにできていないから問題なんですよ。
そんな86の手法の中から、ワタシが「これは!」と思ったのが「マーケから営業に引き渡す5つの情報」と「営業のエース級をマーケに引き抜くなら?」ですね。
「マーケから営業に引き渡す5つの情報」とは①企業とリード個人の情報②オフラインでの接触③検討状況④質問への回答⑤考えられる営業。
「営業のエース級をマーケに引き抜くなら?」天才的な営業、それこそ現役時代の長島監督のような営業ではなく、理論派の営業、それこそ現役時代の野村監督のような営業を引き抜けと。
ここは思いっきり心に刺さりましたな。
リードビジネス“打ち手”大全 デジタルマーケで顧客を増やす 最強の戦略86 できるMarketing Bible
- 作者: 上島千鶴
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2018/05/17
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る